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わたしの知らないあの人たちも、それぞれの物語を生きている
先日、関西では
映画「阪急電車 片道15分の奇跡」
がテレビで放映されていましたね。
有川浩さんは好きな作家さんの一人で
原作の小説は昔読んだことがありました。
阪急電車の乗客たちが織りなすいくつかの短編ストーリーで
それが重なったり、重ならなかったり
ひとりひとりにめちゃくちゃ感情移入して
いつの間にか一緒に一喜一憂しながら見ていました。
とても好きな、良い映画でした。
阪急電車は私も普段利用することがあります。
この電車を知らない人でも十分楽しめる作りだし
馴染みがあるから、さらに楽しめたのかもなぁと思いました。
ところで、これはわりと最近の映画という感覚でいたのですが
調べてみたら9年も前の作品だそうです。
登場人物たちがパカパカのガラケーを使っていたり
芦田愛菜ちゃんがめちゃくちゃ小さかったり
時の流れの早さを感じました。
これから電車に乗るときは
乗り合わせたこの人たちにもそれぞれ日常やストーリーがあるんだなぁ
なんて、想像を巡らせてしまいそうです。
それもまた、楽しいかもしれません。