死生観と藤井風

母が亡くなったとき、家族葬にしました。

病院から、自宅近くの葬儀場へ。
そこで一晩。
お坊さんは呼ばなかったので、通夜はしませんでした。

翌日、納棺式(おくりびと)にやってもらい、告別式をやりました。告別式といっても、司会はいないので棺桶に数人でお花をいれてお別れしました。

その後、火葬場に行きました。

1時間半程度で煙になって空にのぼり、手渡された骨壺はまだ暖かかった。

暖かい骨壺をぎゅっと抱きしめて、家に帰った。

お坊さんを呼ばなかったので、お経は自分で上げました。

般若心経。

そして、

先に他界した父、母、私の3人分のご飯を用意して、3人だけのお別れ会をしました。

お経がわりに、藤井風くんの「帰ろう」を何度も何度も流しています。

きっと、多発性骨髄腫の痛みを置いて、天国へ帰っていったと思います。

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