[読書記録]「違うこと」をしないこと(吉本ばなな) / 違うことをしたくない

人は人の意見では決して変わらない。

「『違うこと』をしないこと」吉本ばななより

誰かに自分をコントロールされそうになったり、自分の意見を押し付けられそうになる時、私のどこかがとても頑なになります。「ん？」と自分のどこかがイヤな感じになります。そうしたらビューンとシールドを張って、身構えモードになります。
そういうことをしなくても良い環境づくりについて、スピリチュアルな面も含めての吉本ばななさんの考え方の本でした。

「宇宙マッサージ」は体験したことがないし、体験する予定もないし、「してみて」と言われてもどうかな,と、きっと身構えてしまうのでよく分かりませんが、「違うな」と思うことはしない、ということは現実に確かにしていきたいことです。
子供を育てたり、人間関係に密に関わっている時、どうしても我慢したり、乗り越えたりしないといけないことはたくさんあるけれど、休みながらやって行きたい。し、休んで身体がきっときれいになるのだ、とは思っていたいです。

スピリチュアルな内容がわりと多くを占めるので好みはあると思いますが、根本的な部分のばななさんのいつもの考え方が伝わってくる一冊でした。

「違うこと」をしないこと (角川文庫)