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持ちつ持たれつ、の精神

こんにちは、とりコレクターです。

今回は、「自分で全部やろうとしない」というお話。



ちょっと想像してみてください。

あなたは電車に乗っています。

空いていた席に座れました。疲れてるしラッキー!

混んできた車内。

そこへ乗り込んでくるお年寄り。

あ、声かけようかな。

と思い終わるよりコンマ数秒早く、隣の人が

「どうぞ!」

と席を譲ります。

「まぁ、ありがとう」

と顔をほころばせるお年寄り。笑顔や尊敬のまなざしを向けるほかの乗客たち。

お年寄りはあなたの隣に座ります。

乗ること数駅。降りるときに、席を譲ってくれた人にまた「ありがとう」と声をかけて降りていきます。


さぁ、どんな気持ちや思いを抱きましたか?

以前のわたしだったら、

「負けた… スピードといい人度で負けた…」

「だってわたしのほうがドアから遠かったし、しょうがないじゃん!」

「悔しい。わたしが感謝されるはずだったのに」

「恥ずかしい。まだまだ修練が足らん。精進しますわ」

なんて変な競争意識やみじめさを感じていました。とりあえずネガティブ。

減点に次ぐ減点、自己否定をねじまがった自己愛でなぐさめてました。



しかし、加点から無点主義へと変遷をとげた今のわたしは一味違います。

今なら、(少なくともたいてい)思うのは

「あー良かった、ありがとう」

です。



聖人君子にはなれません。というか目指してません。

席を譲るだけの気力や体力、気分があれば譲ります。

でも疲れてるときはムリ。

そして、世の中の不条理を自分1人で受け止めるのもムリ。

というか、わたしがいいと思うことをみんながいいと思っているとは限らない。

だから、できるときでやりたいときは自分がやればいいし、

できないときはだれかにやってもらえばいい。だれかやってくれるから。

わたしがいいなと思うことをやってくれる人がほかにもたくさんいて、みんなで協力し合って生きている。

ありがたや、ありがたや。



周りを信じて託せるようになると、ずっと心が軽くなる。

そして世界がずっと優しい場所に変わる。

というお話でした~


#ライフスタイル , #ゆるライフハック , #メンタル , #うつ , #鬱 , #持ちつ持たれつ , #無点主義

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