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締めくくりは大切だ

終わりよければ全て良し。

という言葉があるが、今日はとてもそれを実感した。

いい意味ではなく、反省という意味で。

記憶に留めて置きたいので書き残しておく。

今日は久しぶりに飲み会に足を運んだ。

会社の同僚と元先輩。
男3人で安い大衆居酒屋に入り、安いお酒と安いご飯を食べながらあーだこーだと話をした。

コロナということもあったので、消毒や距離感などは意識したものの
懐かしい話やこれからの話、結婚生活や家計の話など偉そうに意見を言い合い非常に有意義な時間だった。
リモートで飲むことも楽しいと感じたが、やはり居酒屋という空間で似たような価値観を持つもの同士で話をすることは楽しいのだなと満足できる時間だった。

そろそろ帰ろうかと店を出て、駅まで向かっていたら、別の部署の後輩たちも飲みに出ていたようでばったり出くわし、聞いてみるとその内の1人は帰り道が同じ沿線だったので一緒に帰ることに。
この時私は普段の頑張りを知っているものの、あまり深く話したことがない後輩だったので、どうやって最寄り駅まで話を繋ごうと少しソワソワしてしまい、どんな話をしようとか、気まずくなったら嫌だなとか、そういったことを考えてしまった。

ここは人見知りの性。同じ会社でも人見知りする時はしてしまう。

実際2人で帰っていると仕事の話になり、いっしょに働く同僚の話になり、誰が尊敬できて誰が頑張っている、あの部署はこういった努力がすごくてなど色々と前向きな話をすることができ、ここでも飲み会に続き、非常に有意義な時間を経て最寄り駅についたので先に電車を降りた。

しかし、降りた途端、後悔したことがあった。

一緒に帰った後輩のことを一切話していなかった。

絶対にあの帰り道は共通の話題をするのではなく、後輩としっかりと向き合い、普段の仕事に対して自分なりにフィードバックをして、いいと思っていることを伝えることが必要だったと思う。

部署は違う後輩だし、あまり深く話したこともない後輩ではある。
そこまで考える必要はないかもしれない。
後輩自身も気にもしていないだろう。
しかもいつも同じ事務所で働き、どんな風に仕事を頑張っているか目には入っている後輩でもある。

せっかく短い時間だが二人で話す時間だったのであれば、しっかりと向き合えばよかった。
あの時に一言でも頑張ってるよね、と言うことができれば後輩のモチベーションも今以上に変わったのかもしれない。
その場、その時に気づくことができなかった。

気まずくならないかな。など自分のことばかりで相手のことも考えない行動でもあった。
情けない。

この少しの差が人望にあらわれると考えるとまだまだなんだな、と仕事上、マネージャーとして役割を担っている者として反省すべき内容だったと思う。

今日は非常に有意義な時間だった。
しかし詰めを誤ってしまった。

この反省を次に活かすべくしっかりと内容と向き合い、明日以降に繋げたい。

ほんの小さな後悔だが、大切な気づきを得た締めくくりだった。

おわり。


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