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#3 この1問!連立方程式~方程式とグラフの対応~
問題
![](https://assets.st-note.com/img/1697298748904-PQ51BDUqrk.png)
とりあえず,問題を解いてみてくださいね!
テーマ
連立方程式の解に関する問題ですね。指数,対数の計算はできる状態で挑みましょう!とりあえず解いてみましょうか。
解答
![](https://assets.st-note.com/img/1697303152592-PVuHdSV19z.png)
意外と(1)から易しくないですね。①はそのまま判別式を考えますよね。$${m>2}$$であることから,①の判別式が常に正であることが分かります。
②については,対数の真数が正であることから$${x>1}$$なる条件が得られます。すなわち,$${x>1}$$の範囲に2つの実数解をもたなければならないので,解の範囲までチェックするようにしましょう。判別式が正であることは自然とわかりますが,そのときの2つの解$${\alpha,\beta}$$がともに1より大きくなることは,次の必要十分条件を用いています。
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![](https://assets.st-note.com/img/1697304184171-VqXbn5cPAR.png)
方程式の解がグラフの交点の$${x}$$座標と同義です。どちらで考えるとアプローチしやすいかは問題を読んでもわかりません。自分で2つの方法でアプローチをかけ,感触がよい方で解答しましょう。なお,$${y=f(x)}$$と$${y=g(x)}$$のグラフは次のようになることが分かります。
![](https://assets.st-note.com/img/1697304572763-NN39l0H1EO.png?width=800)
方程式とグラフが1対1に対応することが理解できているかどうか,その理解が問題を解くことに使えるかどうか,という問題でした。指数や対数の計算も大切です。何度も繰り返し解いておきたい問題ですね!
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