見出し画像

トレーニング中の音楽はあり?ありなら選ぶべき音楽は?メタ分析!

トレーニングに音楽がいい!ってのは誰しも直感的にわかってる話で、トレーニングジムに行ったりすると必ずBGMが流れてたりします。

じゃ何にいいの?と聞かれると答えられる人は少ないと思います。私もその中の一人だったのですが、現在の研究だとどこまでわかっているのか?ということで調べてみました。

本日の論文

本日は、2020年スペインにあるデウスト大学のメタ分析(R)です。

他にも2つほど説明のために論文は使っております!引用論文を見たい方は、説明後に記載されている(R)(数字)などをクリックしてください。

デウスト大学の研究。実験内容

今回運動の対象として調べられたのは、30秒ウィンゲート嫌気性テストがメタ分析の検索対象になっております。

30秒ウィンゲート嫌気性テストとは、パワーマックスのような自転車を30秒全力で漕いで、運動強度をデータを測定するものです。

無酸素運動の代表みたいな運動ですね!

画像1

写真のように運動後、白い方が絶対強度、濃い方が平均強度とデータが見れるようになってます。

結果

絶対強度は、上がらなかった
疲労感の改善は見られなかった
平均運動強度は、高くなった

つまり、筋力は高くならないが、平均的な筋力の向上は見られた。ただし、インターバル中の疲労感の軽減には繋がらなかったみたいな感じです。

研究者曰く
この系統的レビューとメタアナリシスから得られた結果に基づいて、30秒ウィンゲート嫌気性テスト中に音楽を聴くと、パフォーマンスが優位に向上されるとはいい難いが生理学的にパフォーマンスが向上する可能性があると申しております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここから先は

915字

¥ 500

よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは、より有益な情報をお伝えするための活動費に使わせていただきます。