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13週目: 抄読会その後 / 奨学金申請とライティングセンター

こんにちは、虎塚です。

冒頭の画像はChatGPTが作ってくれました。海洋の授業を取っていて、波の理解にとても苦しんでいるので、猫にもちょっと考えてもらいたいと思います。

今学期の授業期間は残すところ1週間になりました。学生に戻って長いですが、学期末はいつも負荷が高く、平常通りに過ごすことができません。

今週あったことを2つ。

論文抄読会の話その後

先週の日記でミニジャーナルクラブについて書きました。

今週、ラボのメンバーと一緒に昼食を食べた時に、PhD学生の方に論文を読むことと書くことについて質問しました。

論文を批判的に読むこと、批判的に情報を吟味する習慣が日常生活にもたらす(悪)影響、論文のストーリーラインの決め方、指導教員のアプローチとの差異、投稿可能とするスコープの定め方など。

話の尽きない話題のようで、意見や経験をいろいろ聞けて面白かったです。

ライティングセンターの力を借りて奨学金申請

2月末頃から、奨学金やリサーチアワードの案内がたくさん届きます。3月中にアワード1つ、奨学金1つに応募し、今は2つ目の奨学金に応募しようとしています。ちなみに、応募しなくても自動的に審査の対象となる奨学金も各種あり、学生への支援が充実していると感じます。

今回の応募では、専攻分野へのコミットメントを少ない語数制限で記述する必要がありました。しかし、コミットメントという言葉がこの文脈で指すものが私にはよくわかりませんでした。そこで、何をどの程度の分量と熱量で書くのが標準的かを教えてもらうために、大学のライティングセンターに相談しました。ライティングセンターは、文章作成の計画から構成の相談、添削などを提供していて、学生や教職員は無料で利用できます。

その結果、コミットメントの記述とは、熱意と動機と専心(passion, motivation, dedication)を具体的に書くことだと教えてもらえました。さらに、自分一人では思いつかなかった観点から、構成について具体的な助言をもらえました。字数が少ない場合はすぐに本題に飛び込んだほうがよい等、細かいことも含めてです。

また、私は奨学金申請で示せるような「コミットメント」がないと思っていました。大学で講義を受けたり研究したりしているだけで、学外活動の成果はありません。しかしライティングセンターの方は、ITの仕事を辞めて大学に戻ったのは十分なコミットメント、と言ってくれました。そこまで遡るの?と思いましたが、今回はその点を強調することにしました。このように、相談したおかげで書く材料を再発見できました。

ついでにいうと、ライティングセンターの予約機能は〆切効果を与えてくれて、下書きを無理やりにでも仕上げることができました。サービスを利用するには日時の予約が必要で、指定された時間までにドラフトをアップロードする必要があるためです。

これは便利ということで、さっそく課題のリサーチプロポーザルを見てもらうために別の予約を取り、非対面で初稿を添削してもらいました。来週は、修正したものを持って行って、対面で相談する予定です。

じつは、年始にも奨学金を申請する機会がありました。しかし、その募集もコミットメントのステートメントを要求していたため、書き方に悩みに悩み、申請を見送ってしまいました。この時の奨学金は指導教員が応募を勧めてくださったものでした。応募を諦めたことを先生に報告し、せっかく情報を教えてくださったのに申し訳ありませんと述べたところ、随分びっくりされて、「私に書き方を相談してくれてよかったのに!」と強く言われました。今回は諦めずに人に聞きにいってヒントを得たので、少し改善できました。

今週はそんな感じでした。それでは、また。

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