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瀧夜叉姫と。

最近やたらと聴いている曲のうちの一つ『瀧夜叉姫』

平将門の娘とされる瀧夜叉姫を題材にした楽曲です。
なんでやたらと聴いているかというと
一日の仕事の最後、一人で掃除しているときに
だるーい身体をなんとか鼓舞するのに聴いているからです。


さて瀧夜叉姫、Fukiさんがインタビュー記事などで題材としたとお話されていたのが
NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」
夢枕獏著 陰陽師「瀧夜叉姫」
「将門記」
(1年ぐらい前なので、記憶違いでしたらすみません。)

上2つを履修しました。
そして陰陽師「瀧夜叉姫」がクリーンヒットしました。


めっちゃ好みの話でした。
特に平将門公と藤原秀郷公の関係性がっ!

頼られると断れない民想いの実直な人物平将門公と
肩を並べて同じ道を行けたらと思いつつ、
忠義の為に刃を交えた藤原秀郷公。

そして将門公が秀郷公に討たれた後
大好きな父の無念を晴らすべく
百鬼夜行を従える麗しき姫…瀧夜叉姫
たまりませんね…

作中、将門公が凄まじき鬼と成るシーンは瀧夜叉姫にて


「現の外へ 鬼と成りにし 詛ひの果
いとほし 父よ 蛻くる肝を 啖ひて」
瀧夜叉姫/瀧夜叉姫


と歌詞にされてます。

また、同じCDに収録されている
平将門を題材にした曲『鉄皇』

「虚蝉の人よ
渡り合ふ友よ
血の雨に濡るる 
斬り結ぶ時を
戯れて」
鉄皇/瀧夜叉姫

はきっと将門公vs秀郷公のことだと思うんですよ。
(解釈違いで純友だったらごめんね。)

鉄皇の最後の「ソワカ ハンハンハン サタンバヤ…」というのは瀧夜叉姫作中からの引用で、
死した将門公を甦らせる際に唱えられた呪文です。
ここから瀧夜叉姫の冒頭に繋がるという感じがしますね。


そんなこんなで、瀧夜叉姫を聴きながら妄想しておりましたら、だんだ地元栃木の英雄「藤原秀郷」にも興味を持ちました。
しかも、タイミングの良いことに、藤原秀郷公を盛り上げようという機運が栃木県で起き出しました。
今年分厚い本まで出ました。
やったー!読みおわんない‼︎

藤原秀郷

といいうことで、私、瀧夜叉姫から藤原秀郷マイブームが続いているんです。瀧夜叉姫の3曲はそのままイメソンになりました。
推しから推しが生まれてそして推しに還る無限ループ

お陰様で仕事終わりに聞きながらルンルンお掃除しております。

瀧夜叉姫、鉄皇は公式チャンネルにてMVをご覧いただけます。ご興味が湧いたら聴いてみてください。メタル怖くないよ‼︎

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