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Splatoon2 ラスフェス!!

この記事はノートから書き起こされたものです。詳しい事情は→この8か月間に起きたこと。

 このブログが載るころにはSplatoonラストフェスが終了して結構な時間が経っているはずで、今更な報告ではあるが、私はヒメ派として戦った。
 この頃、すでにバイトが始まっていて、仕事帰り後も反省会などをしたい時期だったから、充分に時間が割ける状態ではなかった。最後のフェスは4日開催だったことがありがたい。忙しくて、充分に参加できないんじゃないか、という懸念があったから、4日もあったおかげでそれなりに楽しむことができた。

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 ラストフェスにはヒメ派として参戦した。理由はヒメ先輩が好きだから……ではなく、“混沌派”を選択したかったから。
 なぜ“混沌”を選んだのか? それはこのゲーム『Splatoon』が変に「安定」してほしくないからだ。
 WiiU『Splatoon』から、Nintendo Switch『Splatoon2』へ、細かな調整が入ったとはいえ、違いといえば『ストリートファイター2』が『ストリートファイター2’』になったくらいの違いでしかない。これもWiiUという失敗ハードがあって、同じゲームのswitch版を作らねばならない、という経緯があって、だから許されていた、というのがある。
 が、来る第3作目も微調整を入れただけで大した変化がない……だったらそれはさすがにどだろう。『スト2’』が『スト2’ターボ』になったくらいの変化しかないんだったら、別に『~3』じゃなくてアップデートか追加DLCでやればいいじゃないか、という話になる。
 もういっそ、イカ&タコが地下暮らしに追い詰められていて、地上はシャケの楽園に変わってしまいました……くらいの大逆転を描いてほしい。シャケじゃなくて、第3勢力の何かが突如襲来して……クラゲがイカ&タコの楽園を崩壊して……みたいな斜め上展開でもいい。とにかくも、「そのまま」じゃなくて変わってほしい。
 いっそ、ナワバリマッチとガチマッチなんかも刷新してしまってさ。だって、これは『Splatoon1』と『Splatoon2』でもできるわけだから。『~3』は『~3』で、まったく新しい遊びを。『~2』と同じ遊びができるんだったら、『~2』のままでいいわけだし。たいして変化がないのなら、「2のままでいいよ」とそこにとどまってしまう人もきっと出てくるだろうし(いまだに、あえて1作目にとどまっている人もかなりいるし)。
 新しい舞台、新しいストーリー、新しいゲームモードのための『Splatoon3』であってほしい。そのために思い切った大逆転、大混乱。そういう願いを込めて“混沌派”を選択した。

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 Splatoon1作目&2作目のマップを全収録した総決算的な内容……?
 そういうのは、もうちょとシリーズが進んで「〇周年記念」の時でいいです。総集編・総決算的内容は、軽々にやるべきではありません。総集編ボリュームのゲームを一度作ってしまうと、その次も同じかそれ以上のボリュームで……というのが当たり前になってしまう。作る側としてはこれほど大変な話はないので、総集編は特別な時にのみで取っておくべきです。
 今は過去ではなく、未来を見据えて、新しい遊びを追及してほしい。せっかくの新規タイトルなんだから、冒険してほしい。

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 と、いうわけで最後のフェスは“ヒメ派”。
 最近は「ヒメ派を選択すると負ける」でイイダを選択する人がわりといるらしいけど……。
 そんなのは関係ねぇ! 勝てるかどうかじゃなくて、私の主義で今回はヒメ派を選んだ。

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 最後のフェスなので、いつもより多めに記念撮影。動画も一杯撮る。(動画、一杯撮ったんだけど……ああ編集ツールがほしい)
 この風景も今回が見納め。お祭りの時の、何ともいえない空気感が好きだった。もう見られない風景だ。だから一杯撮っておきたい。

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 ヒメ&イイダの衣装も今回だけの特別仕様。イラストで発表されたあの衣装だ。かっこいいしかわいい。

 試合内容は……
 いつもはゲームを始める前、特設ステージを散歩して、大雑把な経路を把握するのだけど、今回はなし。
 なぜなら、数時間おきに変わってしまうし、私自身仕事で充分な時間を確保できない。要するに、「時間が惜しいからさっさと試合に入りたい」だ。
 だから今回は「何が来るかわからない」状況そのものを楽しんでしまおう。マップギミックも何もわからない。その場の勢いとノリを楽しんでしまおう。そこで楽しめるのは『Splatoon』を1作目発売日から付き合ってきたからだ。

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 最終日!
 最後に用意されたステージは、イイダ&ヒメ参加の特別ステージだ。いや、特設ライブステージ!
 ステージの特徴だが、全体的に起伏は少なめ。見通しは非常に良い。塗面積が非常に広い。……と、いうことは?
 すぐにピンと来たが、始まってみると多くのプレイヤーがきちんと塗らないで、我先にと中央エリアへ飛び出し、撃ち合いを始めてしまう。中央エリアの塗り合いを始めて、自陣塗をおろそかにする。
 これは、自陣塗さえきちんとやっておけば、撃ち合いに負けても勝ててしまうんじゃねーか……。
 この読みは大正解。
 でもこの話はひとまず置いておくとして。

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 サウンド!
 最終ステージのBGMはテンタクルズ楽曲。前半が『フライ・オクト・フライ』で、後半が『フルスロットル・テンタクルズ』だ。
 これはテンション上がる! 『Splatoon2』最高の楽曲がラストに来た! 「残り1分」の時にかかる『フルスロットル・テンタクルズ』が最高に盛り上がる。この曲ほどラストに相応しい曲はない。終了時に、イイダの歌唱が尾を引く感じ、「最後のお祭り」という寂しさが表現されているようでいい。
 それに、フェスでしかかからない『フルスロットル・テンタクルズ』を聞くのは今回が最後になるはず。最後の最後で、この曲を背負って戦えるのが嬉しい。

 ステージギミックは、相手陣地に投げ込まれるイイダボム。こいつを破壊すると、一気にエリアが濡れる。逆にこちら側陣営にも投げ込まれるので、破壊されると一気に塗り替えされてしまう。これを守りつつ、同じ場所を目指して攻める、というのが今回の攻略のポイントになる。
 しかし私が使っているプロモデラーだと、イイダボムを破壊するまでもなく、自力で塗ったほうが早い……ような気がする。イイダボムの破壊と自前の塗り、どっちが効率的だったのだろうか。

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 もう一つのステージギミックは……『フルスロットル・テンタクルズ』の曲を背負ってなんと「終末の天使」ことヒメ先輩が降臨!
 きゃー! ヒメせんぱーい! かっこいい! かわいいー!
 地上に降り立ったヒメは、全力ヒメ・キャノンをぶっ放す!
 ……のだが、最後までこれ、どういうルールで発射されるのかわからないままだった。どうも発射を阻止したり、向きを変えさせたりできるっぽかったのだが、その方法が最後までわからなかった。
 どっちにしろ、ヒメ・キャノンを発動させても言うほど戦局は変わらないように思えたので、あまりそちらのほうへは注視しなかった。

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 さてさて、ラストフェスにおける私の戦績は……。
 連戦連勝でしたよ!
 あらゆる試合を撃破して見せましたとも!
 ……味方チームに対して、ね。

 ラストフェスに参戦した人たちはもう知っていると思うけど、今回、ヒメ派が非常に多く、秩序チームとなかなかマッチングしない。試合のほとんどが味方チームとの闘いだった。
 ラストフェスは4日開催だったので、今回は「えいえん」ランクに達した後もフェスで戦い続けたのだけど、秩序チームとの戦いは、全体で10試合もなかったんじゃないだろうか……というくらいにマッチングしなかった。
 今回は例にないくらい好調な試合が続いたけれど、チーム全体としては特に貢献せず。ただただ味方をへこませただけ、という変な結果に終わった。

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 試合としては先にも書いた通り。もっともシンプルな戦術「自陣をきちんと塗る」。この上に、相手陣地に潜り込んで、これでもかとしっかり塗ってやる。
 今回試合はどうにもみんな中央付近での撃ち合いに夢中になりすぎていて、するっと相手陣地に入っていっても気づかれないことがしょっちゅうあった。やられてもみんなとりあえず中央エリアにジャンプしちゃうので、「あー塗ってるのにスルーされてるなー」と思いながらも(塗られているの見えているはずなのに……)、相手陣地内をがっつり塗っていた。入って行けないところについてはナイスダマを投げつけてやってね。その後逃亡して、逃亡したと見せかけて、また潜り込んでがっつり塗り……これの繰り返し。
 キル数0で連戦連勝。平和プレイだった。キル数負けしていても、塗りで圧勝。
 こんなふうにぬるっと相手陣地に潜り込めちゃうっていうの、久しぶりだね。普通は、すぐに気づかれて止められるのだけど。みんなが慣れてないマップだと、ぜんぜん気づかれない。

 フェスも終了。結果は……。

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 ヒメ先輩大勝利!!!
 投票率、個人、チーム全勝!

 最後の最後を勝利で飾れて、実に気持ちいい。最後はヒメ先輩の笑顔で終われてよかった。

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 ラストフェスが始まる前は、「テンタクルズ解散か?」みたいな空気が少しあったが、終わってみればいつもの調子。いや、ヒメ先輩はいつも以上の調子。「これから世界を目指すぞ!」って。
 ……ということは、やっぱりこの番組から去ってしまうのか。3代目は誰になるんだろうね。
 シオカラーズ、テンタクルズと来て、次はどんなタイプのアーティストが来るのだろう。シオカラーズ、テンタクルズと違っていて、かつ並ぶ存在感を持つキャラといったら……音楽の知識がまったくないから見当がつかない。予想がつかない分、楽しみだ。……シャケのアイドルが来ちゃったり……ね。

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 最後のフェスも終わり。
 この界隈もこれから少し静かになってしまうだろう。みんな日常に戻っていく。相変わらずナワバリマッチで賑やかは賑やかだけど、異界的狂騒であるお祭りはお終い。“特別なたった1日”はもう訪れない。
 寂しくもあるけど、受け入れよう。いつか来るかもしれない『Splatoon3』を楽しみに待とう。

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