4月26日 Switchで一番売れているタイトルは『マリオカート8』
NintendoSwitchで一番売れているタイトルは『マリオカート8』ですって。ええ、意外……。
世界累計売り上げトップ6
(パッケージとダウンロードを合わせた世界売り上げ)
1位『マリオカート8 デラックス』 1669万本
2位『スーパーマリオ オデッセイ』 1444万本
3位『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』 1381万本
4位『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』 1277万本
5位『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』 1063万本
6位『スプラトゥーン2』 870万本
当期のみの売り上げトップ
1位『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』 1381万本
2位『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』 1063万本
3位『マリオカート8 デラックス』 747万本
4位『スーパー マリオパーティ』 640万本
5位『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』 430万本
6位『スーパーマリオ オデッセイ』 404万本
7位『NEW スーパーマリオブラザーズU デラックス』 331万本
8位『スプラトゥーン2』 269万本
国内パッケージ売り上げ(参考)
『Splatoon2』303万9517本
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』302万9577本
『マリオカート8デラックス』226万1125本
『スーパーマリオオデッセィ』195万9327本
『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』149万7066本
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』129万2105本
『スーパーマリオパーティ』100万900本
→ファミ通.COM
なんで『マリオカート8』が一番売れていて意外だと思ったのかというと、確かに『マリオカート8』は高めのロングテールしているけれども、日本国内での順位は3番手。「ああ、今週もマリオカート、ランキングに入ってるね」くらいにしか思ってなかった。欧米でものすごい売れている、とは聞いていたけど、世界累計で1位になっているとは思わなかった。
『Splatoon2』は海外ではそこまでの人気じゃないんだね……。今時「日本で一番売れているシューティング」というのも珍しい。私も毎日『Splatoon2』やっているけども。日本と欧米の好みの差ってなんなんだろう?
2018年12月7日発売の『スマブラ』が当期のみで1300万という数字も凄まじい。今でも売り上げランキング上位だし、このまま『マリオカート8』を抜いて、1位に上がっていくんでしょう。
ところで、ファミ通のパッケージ売り上げランキングと比較して気付くが……
任天堂:決算資料より
日本国内売り上げ
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』353万本
『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』193万本
この誤差が何なのかというと、ファミ通のデータではパッケージのみで、ダウンロード版が含まれていない。一方の任天堂データはダウンロード版込みのもの。
だから任天堂データからファミ通データを引き算したものが、だいたいのダウンロード版の売り上げ……ということになる。
(ファミ通は独自の集計データに基づくものなので、当然ながら誤差はある)
『スマッシュブラザーズ SPECIAL』はだいたいダウンロードで50万本くらい。『ポケモン』はダウンロードが50万本くらい。ああ、『スマブラ』も『ポケモン』も同じくらいだ。ダウンロード売り上げの本数って結構謎だったけど、意外にこれくらいなんだね。
(それじゃダウンロードランキング上位常連の『にゃんこ大戦争』ってどれくらい売れてるんだろう……? 明らかに『スマブラ』や『マリオカート』よりも売れているけど……)
(追記:たまたま買ったファミ通に、ダウンロード販売数が載っていた。ファミ通独自調査による数字によると、3月期の『にゃんこ大戦争』の売り上げは1万9095本。
『にゃんこ大戦争』1万9095本
『Minecraft』1万7884本
『スマブラspecial』1万1591本
『スーパーロボット大戦T』1万810本
以上となっている)
そうそう。決算参考資料の一番最後に「ダグ・バウザー」の名前、早速載ってたね。NOA新社長、最初の仕事だろうか。
追記
NintendoSwitchが中国テンセントと協力して中国で販売されることが発表されたね(まだ中国政府の審査待ちだそうで。ここで止められる可能性もある)。
とはいっても、NintendoSwitchは“なぜか”日本で発売した翌日から中国の量販店で普通に購入することができたけれども。1万円ほど高めの値段で。こっちの方には触れないようにしよう。
中国という世界でもっとも大きな市場で、任天堂ゲーム機を売ってなかった……そういえばそうでした、という話だけど、考えてみれば意外な話(過去にゲーム機を出していたっぽいけど、その後撤退している)
中国という市場に出て、伸びるか、いまいちな結果に終わるか……。中国もわりと独特なところがあって、「ゲーム機」を買う文化があまりない。PCやスマートフォンが初めて触れたゲーム、という人が多い国。ゲーム機を買う文化が根づいていないから、もしかすると苦戦するかも知れない。
(『スターウォーズ』みたいな大きなコンテンツでも中国ではいまいち。『スターウォーズ』の文化が根づいていないからだそうだ)
ものすごく売れるか、いまいちな結果でひっそりと撤退するか……さて、どっちやら。
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