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「学校行きたくない!」

娘の小学校生活も2週間が経ちました。娘の通っていた保育園は、園児全員で10数人の小規模保育園で、かなりのびのび自由な保育園生活だったので、集団生活が初めての娘を見ていると、保育園生活では見えてこなかった娘の性質というものが見えてきて、面白いやら困惑するやらです。

新生活は楽しそうだけれども、思った以上に緊張の中で過ごしているのかな?と思うことも。

先日こんなことがありました。

いつも通りお迎えに行ったら、「明日はお外に行くんだって!」と、とっても嬉しそうな娘。話を聞いていると、明日は初めての校外学習で学校近くの公園に行くのだとか。

「明日は、外で食べるから食べやすいサンドイッチがいい!」とか、

「シートもいるんだって!」と、ワクワクが止まらない様子。

ということで、サンドイッチに使うパンや持ち物で必要なものを買いに行き、夜までは次の日が待ちきれない様子だったのですが。

一緒にお風呂に入っていた時に突然、「明日、学校に行きたくない。」と泣き出したんです。

え?さっきまでめちゃくちゃ楽しみにしてたじゃん!と思いつつ、話を聞くと、「今日、お友達に嫌なことを言われた。」とのこと。

詳しい内容までは「言いくない」とのことだったので、それ以上聞かなかったのですが、

「そうかそうか、それは嫌だったね。」と寄り添いつつ、

「校外学習あんなに楽しみにしていたのに、本当に行かないの?」と聞いてみると、

「行かない!」とのこと。

私も片付けなきゃならない仕事があるし、困った。。と、思いつつ、
学校に行きたくないと言っている今の娘に対して、

「大丈夫だよ!」とか「行った方が良いよ!」とか、言葉かけをすることはむしろ逆効果と知っているので、

まぁ、娘の好きにすればいいさ。。と言う気持ちで、その気持ちを受け止めることにした。

「分かった。じゃあ学校はお休みしよう。けど、お母さんは日中はお仕事しているから一緒に遊んだりすることはできないよ。」

と伝え、それに対して娘も「分かった。」と。

そして、、翌朝。

どうなるかなーと思いつつ、念のため早起きしていつも通りお弁当の準備をしていると、娘も起きてきて昨日と同じワクワクな様子でサンドイッチを作るのを手伝ってくれました。

で、結局いつも通り学校に行ったのでした!

この出来事から私が思ったことは、娘の「学校行きたくない!」は本心ではなかったと言うこと。

いや、もちろん「学校行きたくない!」と言っているその時は、それが正直な気持ちだったのでしょうけど、その奥にある本音は、「楽しみな校外学習には行きたい。」だったと思うんですよね。

おそらく、お友達に言われた一言が嫌だった。と言う気持ちを吐き出して、認めて欲しかったのかなって、思います。

以前の自分だったら自分の都合を優先に、なんとか学校へ行ってもらうように、きっと誘導していたことでしょう。。。

言葉では、「分かった。お休みしよう。」と言っていたとしても、「学校に行って欲しい。」と言う母の気持ちなんて子どもには筒抜けですからね。笑

人は、コントロールされようとすると、無意識に抵抗を起こすものです。だけど、自分の感じた感情そのまんまを認めてもらうと、「分かってくれた。」って、それだけで結構気がすんだりするんだよね。

どんな感情も良い悪いはなく、そのまんまで良い。

けれど、コントロールすることなく、子どもの言っていることを「受け入れる」と言うことは難しいこともある。

なので、結局はやっぱり自分の中にどれだけ余裕があるかどうかなんだなーと最近よく思います。自分のバケツがいっぱいいっぱいだと、相手を受け入れることなんんてできないですからね。

基本的にキャパが小さい私ので、涙

いつも余裕ある状態でいたいな〜と思った出来事でした。




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