寝る前ってお腹空くよね

胃の中で火事が起きて、真夜中に起きた。

寝る前にお腹が減ってもいつも食事は我慢する。まあ当たり前だ。夜中に食事をすると太る。わがままボディに拍車をかけてしまう。だから我慢する。

いつも通り、寝る前のわがまま食事を我慢して寝たのだが、その日はお腹が空きすぎて胃の中が火事になっていた。痛すぎて起きた。胃潰瘍?胃潰瘍ってこんな感じ?え?胃潰瘍になっちゃった?と若干パニック気味になっていた。

何か腹の中に入れなくては!とベッドから飛び上がり一階のキッチンに急いだ。

夜中の3時半頃だったが、太るから我慢という意志よりも防衛本能としての食欲が勝った。
いろいろ迷った挙句、すぐ食べれるプラスカロリーがありそうなミニパンケーキを食べ、胃を保護してくれそうな牛乳を飲んだ。
時刻を加味すれば、防衛的食欲の圧勝というべき献立。

食事後、ベッドに戻り横になった。胃の痛みは鎮火しきらず、まだ燃えている。全然眠れない。なぜだ。なぜこんなに胃が痛いんだ。1日を振り返ってみよう。

朝起きて、昼にコンフィデンスマンを観るため出かけた。映画を見る前に駅地下のスーパーで飲み物を買った。カルピスを2種類。桃エスプレッソのやつと体脂肪を燃やすやつ。カルピスは体脂肪も燃やすようになったか〜。と思ったのを覚えている。

あれ、待てよ、燃やす?燃やす、今俺の胃は燃えている。
思えば家に帰って脂肪燃焼するために軽いランニングを1時間した。走る前と後で例の体脂肪を燃やすカルピスを飲みきり、そして寝る前に筋肉維持に良いとされる牛乳を2杯飲んだ。そしてさっきも牛乳を飲んだ。

なるほど、今俺の胃の中はカルピスと牛乳の乳酸菌がフィーバーしているんだ。乳酸菌が体脂肪バーンフェス2022を開催しているんだ。つまり、俺の体脂肪は今強烈に燃えている。良薬は口に苦しとも言うし、この燃えるような痛みは胃じゃなくて体脂肪が燃えている痛みなのだ。こんだけ痛ければ相当燃えている。遂にダイエットの成果が出るのだ。

翌朝体重計に乗ったが全く体脂肪率も体重も変わらなかった。なんとなくそんな気はしていた。
乳酸菌の摂りすぎで胃がおかしくなっただけだ。
なんでもやりすぎは良くないのだ。

というか、痩せてリバウンドをしての往復を過去3回している自分が見出した理論を忘れていた。

それは、楽して痩せようとするやつは痩せられない。楽しようとする気持ちが脂肪になっているから。痩せるにはめちゃくちゃきつい運動をする。というものだ。

3回もダイエットを成功させ、3回目のリバウンドを終え、4回目のダイエット中の自分はこの理論を忘れていた。
23歳なのに歳のせいにしていた。確かに10代の頃は本当にすぐ痩せられた。とても痩せやすかった。それが少し痩せづらくなっただけだ。

ただ、そんなことを言っても私はかれこれ半年以上ランニングなり、ウォーキングなり、筋トレなりをしている。ほぼ毎日だ。でも全然痩せない。私の脂肪は石化したのかとおもうくらい変化がない。そんな状況だから補助として濃いお茶のカテキンや乳酸菌を頼りだしてみたのだ。完全自己完結の裁判で申し訳ないが、情状酌量の余地はある。

3回のダイエットを成功させているプロとして、そして4月から待つ社会人人生のスタートを自信をもって切るため、これからはお茶カテキンを頼りつつ、運動量を増やすという新しい方法で励んでいこうと思う。

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