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【宇宙の考え方】コミュニケーション

心地よい毎日を過ごしたければ、
どんなに酷い事にも、どんなに不公平な事にも、相手に怒らない事

怒ると、気分が悪くなるのは相手だけではなく、
実は自分自身である

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もしかして日本でも既知かも知れないですが、ドイツの「サービス」の人たちのコミュニケーションは酷い(笑)
そもそも、他人に無意味に優しく接するという文化が昨今ではなくなってしまったんです。

胃が痛くて、かかりつけの医者に行きました。
数年前にも大きな病院に胃カメラの紹介状を出してもらいましたが、また再検査で同じ事をします。
ドイツの私の住む街(都会です)では、普通、こういう特別検査の予約は2~3か月先になります。
そして、こういう専門医ではなく、病院への紹介状は、出してもらった日から2週間しか有効ではないそうです。
だから、お医者さんは、「先ず、普通の紹介状を出しますから、それで予約を取って、その日に合わせて特別な「病院紹介状」をまた取りに来てください」と言いました。

さて、病院に電話。
「掛かりつけ医から紹介状が出て」と言った瞬間・・・
!!この「紹介状」というキーワードを言ったのがまずかった!!
そこから、彼女は話を聞かず、「紹介状じゃウチでは出来ないんだよ、専門医へ行って診てもらって!」と電話口で叫びます(叫ぶ必要ないと思うけど、これも割とドイツの医者の助手たちは普通です(笑)
さて、私は、先ず予約を取ってから、その紙を出してもらうと医者と約束したという事を伝えなければ話が進まないのだけれど、とにかく、間髪入れず、同じことを繰り返し続け、叫び続ける。しかも、その紙の名前が「紹介状」以外に、何というのか、専門家でも無い私は知らない。

先ず、「ちょっと私からの説明を聞いていただけますか?」と遮って、やっと説明がついたら、既に予約日時を言われました(笑)

ちなみに、その女性によると、病院への紹介状はVerordnung von Krankenhausbehandlungと言うそうです
(普通の紹介所はÜberweisung)

「じゃあ、Verordnung von Krankenhausbehandlungをちゃんと発行してもらって持って行きますから、心配しないでくださいね。ありがとうございます。」と言って電話を切ったけど、

1分以上一方的に叫び続けられた私の胃はキリキリ
(そもそも胃痛で電話した(笑)

ドイツで手続きとかをすると、一方的なコミュニケーションが多く、割と辛い気持ちになります。
それでも、もし、私が言い返していたら、誰がもっとムカムカするでしょう。
それは私です。

この世界にはワンネスがあるので、他人にした態度は、自分自身にしているのと同じなんです。
こういう場所に暮らすと、この事を肝に銘じておかないと、段々自分自身を傷つけていることに気づかず、ストレスが重なって、取り除けなくなっていきます。

日本では、サービス業の方々の接客は、本当に素晴らしいと思いますが、それでも、他の事で、他人とのコミュニケーションのストレスがあることでしょう。
どんな時も、相手に怒ってはいけません。どんなに理不尽でも、自分の心の中の水を透明に保つ努力をしてください♪

余談ですが、
普通の紹介状も有効期間は1か月。
私のダンサーの同僚は、フィジオテラピーの紹介状を出してもらうのですが、1か月以内に予約できるところなんてなく、紹介状が無駄になる・・・と皆が口を揃えて言います。
ちょっと効率悪いドイツの保険システムでした。


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