見出し画像

新入社員のとき、約1か月、事務員に無視され続けたが粘り勝ちした話。

新卒で入社、配属になった営業所。

会社の中でもレベルが高く、新人が当たることはほぼないとされていたところになぜか配属。

ドキドキとドキドキが精神を削っていく。

上司や営業の先輩たちは入社したてなので、もちろん優しく接してくれた。


しかし、初日から問題発生。

私「おはようございます!」

事務員「・・・」

・・・あれ?聞こえなかったかな。いや通ったの真横だし、この距離でこの声で聞こえなかったらおかしい。

翌日、その翌日もだ。

ここから怒涛の毎日フルシカトの日々の始まったのだ・・・。

ー---------------------------------

シカトされていた理由を先の述べておこう。

この営業所、営業マンと事務員の仲が驚くほど悪い。
仲は悪いが、この事務員、仕事が早く、丁寧でミスが少ない。そして先を読んで仕事を進めてくれるというデキる事務員なのである。
仕事をするうえで、どうやっても関わりを持たなければいけない。

営業マンと事務員のやりとりは
・会話は必要最低限。
・要件は端的に。
・目を見て話すことなどない。
こんな状態。

殺伐とした雰囲気の漂う事務所内。

そんな中、一人の先輩だけ、その事務員と仲が良かった。
他の人の前ではぶっきらぼうに話しているが、他の営業マンがいなくなると
とても楽しそうに話をしている。

(これは私も仲良くなれるな・・・)

何を根拠に思ったかはわからないが、この事務員と絶対仲良くなってやる!と誓った。

ー---------------------------------

話を戻そう。

初日から華麗なるスルーをきめられ、内心焦る私。

2日目も3日目も10日目も。

ここまでスルーできるその神経はどうなっているんだ?!とちょっと興味が湧いてくるほどだった。

来る日も来る日もスルーーーーーーー。

そして、挨拶すら返してもらえない日々を過ごすこと約1か月(笑)

くじけなかった自分を褒めたい。

くじけずにいた理由は一つ。

ゲーム感覚で楽しんだのだ。

「事務員に挨拶を返してもらえるかゲーム」

(笑)

このゲームを私は1か月続けた。

返事がなくても、ゲームオーバー!で次の日に再チャレンジ。
そんな感覚。

だから凹むことはなく、むしろ反応が楽しい。

そして運命の日は突然訪れた・・・。

私「おはようございます!」

事務員「・・・(ペコっ)」

私「(っっっしゃー-----!私の勝ち!!!)」

ついに反応が!(笑)

お辞儀だけだったが、間違いなくペコっと反応した!

ここから先は驚くほどスムーズに仲良くなった。
おかげで、仕事はより一層スムーズになり、とてもやりやすく、雰囲気も良くなった。

最終的には、退職する際、二人で飲みに行くほどに。


これが新入社員のときに、初めて配属された営業所で起きた人間関係の闇です(笑)


このやり方が正しいとは思いません。
しかし、職場の人間関係で悩んでいる方、ぜひ試してみてほしい。

挨拶をするのは当たり前のことなので、毎日しても全く不自然ではないですよね。

シカトされても続けてみる。
自分にとってこれはゲームである、くらいの感覚でやれば凹むこともない。

挨拶されて嫌な気持ちになる人はほとんどいないだろう(いるとすると、心に余裕がないくらい何かに悩んでいるのかもしれない)

だから、人間関係がうまくいかなくて悩んでいるようなら、

「まずは全力で毎日、何があっても挨拶を続けること」

やってみてください。

挨拶で職場環境を変えてやりましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?