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記事一覧
【思索】明るい性格、暗い性格
以下は2005年頃mixiに書いて、2007年にアメブロに転載した記事の再録 #桔梗の花
僕は普段一人で考えごとをしたり、他の人とお付き合いしていて、自分は他人に比べて、ずいぶん暗い性格だなあと思うことがあります。
それに比べると、みんなどうしてこんなに明るくいられるのかなあと思ったりすることがよくあります。
でも、最近、ブログとかでいろんな人とお話をしたり、その人の日記を読ませていただいて
【思索】改心について その2
以下の続き
【思索】改心について その1
よくカウンター議論が好きな人が「『どっちもどっち論』は認めない」と批判するのを聞くがそれは違うと思う。どっちもどっち論は「対立する結論を同一視するもの」だが、実際に彼らが批判されているのは「結論に関係なくアプローチの仕方が一緒でどっちも間違っている」ことを指摘しされてるのだ。
結局、批判者は「カウンター議論」という「手段」を批判しているのであって、正反対
【思索】改心について その1
Twitterで差別問題の議論を読んでいていつも気になるのは、大抵の場合差別肯定派の言うことにも差別否定派の言うことにも私が感銘を受けることが滅多にないということだ。私は差別には反対だが。
何故ならば議論の進め方が「より詳しくより正しい知識の較べ合い」になっていることが多いからだ。
もしあなたが「相手を言い負かせば、相手はぐうの音も出なくて改心するに違いない」と考えているならば、いつまで経っても
【思索】不幸について ver.1.0.2
幸福な人は不幸な人を幸福にすることができる。
幸福な人は不幸な人を不幸にすることがない。
不幸な人は幸福な人を不幸にすることができる。
不幸な人は幸福な人を幸福にすることがない。
幸福な人が不幸な人を幸福にすることは難しい。
何故なら、不幸な人はなかなか幸福であろうとしないから。
幸福な人は他人に幸福を分け与えることができる。
不幸な人は他人に何も分け与えることができない。
何故なら、
【思索】不要な幸運は掴まない
この間、幸運と幸福について書いた。
【思索】幸運は金、幸福は水
http://ameblo.jp/toraji-com/entry-10042288794.html
これに付け足して書くんじゃけど、幸運と幸福の一番大きな違いは何かっちゅうと、幸運と不運の合計は常に100なのに対して、幸福と不幸の合計は必ずしも100にはならんっちゅうことじゃのう。
ある社会において、あることについ
【思索】娯楽依存症と娯楽不感症
娯楽に関して言えば、2種類の心の病があるわのう。
ひとつは娯楽依存症で、もうひとつは娯楽不感症じゃ。
娯楽依存症は娯楽がないと生きていけん人、娯楽以外に関心のない人。
娯楽不感症は逆に娯楽に関心がない人。
娯楽依存症の人は、その自覚症状がないのが普通じゃ。
娯楽依存症の人たち同士で集まって暮らしておったら、個人的には何の支障もないんじゃけえのう。
極端に言うたら
【思索】奇妙な果実のなる人脈
昔、こういうことがありました。
ある日、僕は、A銀行から、B銀行にお金を振り込まなければならなくなりました。
しかし、当時、僕は世間知らずで、お金の振り込み方がよく分かりませんでした。
それで、たまたま通りかかったところにB銀行があったので、相談に入りました。
すると、中年男性の行員がうれしそうな表情でやってきました。
「いらっしゃいませ。どういったご用件でしょうか。
【思索】何故しゃっくりは止まらなくなったのか?
あるところに、Aさんという人がいました。
あるとき、Aさんが歩いていると、友人のBさんを見かけました。
そこで、AさんはBさんの肩を叩いて、呼び止めました。
すると、Bさんはびっくりして、しゃっくりを起こしました。
その後、Bさんのしゃっくりは止まらず、1時間以上も続きました。
ようやくおさまると、Bさんは怒って、Aさんに言いました。
「君のせいで、しゃっくりが
【思索】正論を聞かされて僕らは育った。
僕たちは小さい頃から正論を聞かされて育った。
平和は大切だ、差別はいけない、手を取り合って愛し合いましょう。
それらはいずれも常に正しく反論の余地もない。
僕たちは小さい頃から何が正しいのかを知っていた。
それはあらかじめ人生におけるテストの答案を知っているようなものだ。
それで満点をとったところで何になろう。
僕は、小さい頃、この正論に、いつもある種の胡散臭さ
【思索】新しいことなんて何もない - 受け売りについて
小さい頃、ある子供向けのテレビ番組を見ていたら、とても感動的なBGMが流れていました。
僕はあまりにも感動して、そのBGMの入ったレコードを買い、繰り返し聞いていました。
その作曲者は名もない人で、子供の僕はその人のことを尊敬していました。
しかし、その後、分かったのですが、実はその曲というのはバッハの有名な曲にちょっと手を加えただけのものでした。
今考えてみると、あまりに
【思索】弱音アレルギー その1
今日、わしは弱音について書いてみようかと思うたんじゃ。
ほいじゃが、考えてみたら、弱音について書くのはあんまり面白うないかもしれん。
なんでか言うたら、この弱音っちゅうのは、昔からいろんな人がターゲットにしとってから、語りつくされとるけんじゃ。
ほいじゃけん、わしは、今日、それとは逆のこと、つまり「弱音を吐かんっちゅうこと」について書いてみようと思う。
世の中には弱音を吐く