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私の格闘履歴書!経験してきたものについてのご紹介。

どうも、とらぎつねです!
今回は私の趣味、格闘技の種類についてざっくりご説明します!
主に、これから何かやってみたいなという人向けですかね。実際に習いに行くことを考えている、単純に興味がある方のご参考になればと思います。
(注:個人の感想です。結果には個人差があります)

<ボクシング>


 言わずと知れた「格闘技の王様」。グローブをはめ、トランクス一枚でパンチだけで闘うシンプルルール。以下、私が感じた特徴です。
・パンチだけのため、動きもシンプル。ストレート、フック、アッパーの動きだけ練習すればいい。
・フットワークは慣れるまで難しく感じるかも。でも他の格闘技でも使う技術だし、「相手に対して有利な位置どりをする」という非常に重要な役割を持っている。バランス崩さず動くことができるようになるので、応用すれば電車内で吊革掴まらなくても大丈夫になるかも。
短時間の有酸素運動がメイン。脂肪燃焼には効果的と思われる。個人差ありますが、私はだいたい平均して運動前と後で体重が1.5kgくらい減ってました。(運動時間は大体1時間)汗の量がそれくらいってこと。もちろん、運動後は1リットルくらいは水分補給しますよ。
・実際にスパーリングやマスボクシングといった、リング上でボクシングし合う練習もありますが、ダイエット目的ならそれはする必要なし。オーナーに言えばただミットやサンドバッグを叩いてストレス解消する練習だけやらせてもらえるはずです。自分の希望をちゃんと伝えよう。
・ジムの数が他の格闘技に比べてかなり多い。習いやすい状況は整っていると言える。あなたの行動範囲にもあるかも?
・楽しい。


<空手>


 道着を着用し、パンチやキックで闘う、世界中で行われているメジャー格闘技。ただし流派が数多くあり、それぞれで特色が違う。大まかなものは以下の2つ。
伝統空手〜「一撃必殺」の理念のもと修行する、昔ながらの空手。当たれば必殺なので、組手をするときは寸止めじゃないと反則。つまり、当てちゃダメな空手です。キレイな型を披露する型の大会もあります。突然間合いを詰めて放つ素早い突きは、来るとわかっていても当たってしまうスピードがある。
フルコンタクト空手〜極真空手が有名。こちらは直接当てます。ただし素手で直接パンチOKなので、顔面パンチ禁止です。首から下へのパンチと蹴りのみ。蹴りは顔面OKです。顔面を殴らずに相手を打撃のみで制圧するので、路上格闘なんかでは比較的相手の怪我を最小限で済ませて勝てる優しい格闘技だと思います。
 要するに当てるか当てないかで分かれます。技がたくさんあり、見栄えもするものも多いです。昭和の仮面ライダーはアクションシーンにかなり空手の動きを取り入れていました。これができれば実戦でも役に立ち、アクションスタントマンとしても仕事ができ、子どもたちからも羨望の眼差しで見られるでしょう。
・楽しい。


<キックボクシング>


 実は日本人が始めた格闘技。キックありのボクシングだと思ってください。グローブありなんですが、相手を捕まえてヒザ蹴りを入れる怖い技もあります。特徴としては以下。
・ボクシングよりスタンスが狭い。キックありだと蹴りをカットする必要があるため、あまり足は広げられない。
・空手と比べ、一撃に重きを置くというよりはたくさん蹴ってポイントを稼ぐのが目的となる。そのため威力よりもスピード重視の素早い蹴りが特徴。
・K-1人気とともにジムも増加傾向。都市部であれば一つくらいはあるのでは。もちろんダイエット目的もOK。ストレス解消目的もOK。サンドバッグやミットを蹴るのは、結構爽快感あります。
・楽しい。


<少林寺拳法>


 これも戦後の日本人が始めた護身術。スポーツでも格闘技でもなく、護身術になります。特徴としては以下。
立ち関節がメインとなるため、非常に路上格闘(いわゆる喧嘩)に向いている。暴漢に襲われた場合、掴みかかられることが多いのだと思います。少林寺拳法は掴まれてからいかに力の弱い女性や子どもでもそれを外せるか、そこから関節技につなげられるかを練習します。格闘技ではなく護身術なので、女性には非常にオススメ。小学生女児が成人男性を目潰しで追い払った例もあり。相手が怯んでいるスキに逃げたり叫んだりすることもちゃんと教えてもらえる。
・型の練習もちゃんとやるので、運動量が足りない場合は家でもできる。ヘトヘトになるようなら、道場だけの運動で十分でしょう。余力がある場合は家で型の練習をすると上達早いです。
・打撃もありだし希望すればサンドバッグやミットも打てると思われる(あれば)。ボクシングのようなフットワークは使わないが、爪先立ちの歩法が重要なのは変わらない。
・戦後、格闘技が禁止されていた時代にできたので実は宗教法人。しかし入会(入信?)も退会も自由だし、勧誘とかもないし何かを信じなければいけないという強制もない。宗教法人の体を保つため宗教ぽい教えとか御神体とかはあるけど、普通に社会人としての常識(人を傷つけないとか失礼のないようにするとか)があれば何も難しいことはない。子どもたちが習ってくれるなら精神的な教育にもいいと思われる。無理やりやらせるのではなく、自分からやり続けたいと言うようなら、是非続けさせてあげたらいいと思います。
・楽しい。


<カポエイラ>


 南米に奴隷として連れてこられた黒人が考え出した、ダンスのような格闘技。特徴は以下。
・手かせありでも闘えるよう、基本技は蹴り。ただしダンスの練習をしていると看守に見せなければいけなかったため、リズミカルに蹴ることが重要。また、ダンスの動きも多いためアクロバットな蹴りが多かったりする。
・相手に蹴りを当てず、次々と蹴りを繰り出し合う練習方法が有名。動画もいっぱいある。かっこいい。
・実戦では使えないのでは、と言う人もいるがプロの総合格闘技の試合で使っている選手もいる。アクション映画「トム・ヤム・クン!!」(主演:トニー・ジャー)でカポエイラ使いと戦うシーンがありますが、ちゃんと極めればしっかり実践に耐えうる格闘技だと感じています。
・習えるところが多分少ない。そもそも南米の文化の一つとして位置付けられているので、運動だけではなく音楽も一緒にやる場合もある。
・楽しい。
カポエイラについては、文字よりも実際の動きを見たほうが伝わりますので動画貼っておきますね。直接打撃もなくダンスに近いので、怪我は少ないかも。


<空道>


 極真空手の選手だった日本人が始めた格闘技。特徴は以下。
・スーパーセーフという、バイクのヘルメットみたいな防具をつける。これのおかげで顔面パンチやキックを喰らっても顔を怪我することはない。
・ルールは今でも年々若干の変更を加えつつ進化している。しかし着衣総合格闘技というジャンルとしては変わらないと思うため、打撃あり投げ技あり寝技ありというのは不変のはず。
・着衣(道着)での総合格闘というルールのため、服を掴むことが反則にならない。更にスーパーセーフのおかげで数ある格闘技の中では珍しく、頭突きもOKとなっている。
・元々何かをやっていた人が習い始めることも多い。キックボクシング経験者なら打撃が得意でしょうし、柔道や柔術、レスリング経験者なら投げや寝技が得意です。やっていいことが多いので、これまでやってきたスポーツを活かせる場面も多いと思います。
・習える場所が少ないかも。都市部ならあると思われるが通える範囲かどうか要確認。全国大会もあるし世界大会もあるので、聞いたことない人も多いかと思いますが、割と有名な格闘技です。ロシアでは相当有名らしく、今後警察官の採用試験の際、空手や柔道と並んで経験者を優遇する措置も取られるとのこと。
・楽しい。
こちらもご紹介程度に動画貼り付けておきますね。

以上、私が少しでも経験したことのある格闘技についてざっくりと説明してみました。自宅から通える範囲に上記の道場・教室・ジムがあり、少しでも興味を持ったら是非とも電話連絡のうえ見学でも体験でも申し込んでください。格闘技を教えているところは、怖いところではありません。力の正しい使い方や身を守る術を教えてくれるところです。全然運動ダメで体育の成績ずっと1か2だった人を大歓迎してくれます。だって格闘技って、体育でほぼやらないですもん。始めるならば全員初心者からスタートです。チームを組まなければならない球技と違い、個人競技ですから自分のペースで上手くなっていけばいいという気楽さもあると思います。もちろん、プロを目指すという人は別ですが。

私の友人にも背の低い細い女性で「空手に興味あって、最近通い始めたんだよね」って人がいました(糸東流っていう伝統空手でした)。当時で20代後半くらいだったと思います。もちろん大会に出て優勝しよう!とか思ってたわけではないと思います。ちょっと興味ある、覗いてみたい。それくらいの気持ちがあれば入門は誰でもできるわけです。私は、そういう一歩踏み出せる人は素晴らしいと思いますね。踏み出した後のことなんて、踏み出してから考えればいいのです。だって踏み出さなかったら、その後どうなるかなんて全然わからないのですから。

それでは、本日も長々とお付き合いありがとうございました!

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