見出し画像

「逃げ場」を考慮する

おはようございます、2週間泊まるのに眉毛カットを持って来るのを忘れたとらです。
(太く繋がりそう、、、)

今日は、インターンから気づいたことを共有したいと思います。
結論は「初対面同士で会話するなら『火』を準備しましょう」です。それでは、何がどうなって「逃げ場」が必要なのか書いていきます。

コミュニケーションをデザインする

ここのホテルには充実した読書スペースがあって、家族やカップル各々、漫画という自分の世界で完結する傾向があります。
家族旅行なんて久しく行っていないし、彼女もいないので、コミュニケーションや会話をしないのは普通なのかなぁと思ってしまいます。

「私たち、あんな時期あったね〜」
とか
「この先、この子が、、、」
とかもっとそういうロマンチック的なことを非日常空間で話すんじゃないの?と妄想が騒いでおります。

社長も同じように感じていたらしく、スペースを有効活用しながら、なんとかして会話をする状況にできないかと話していました。
夜21時に閉まるカフェレストランを22時以降、バーのように展開して利用してもらい、語り合う、そんなものをイメージしていました。

木のテーブル、片方はソファ、もう片方はただの木の椅子、よくあるセットを想像してもらいたいのですが、実際にそこに座った時、そこに会話は生まれるのでしょうか?
何時間喋れても、会話が無限に続くとは思いません。
そこで、会話が途切れても大丈夫なように「逃げ場」が必要になってくると思いました。

「逃げ場」=「動作」

「逃げ場」になるものは僕は「動作」だと考えました。
キャンプを想像してもらいたいのですが、焚き火ってあるじゃないですか?

あの焚き火を囲っている時間は、「会話がなくてソワソワしている時間」ではないと思うんですよ。
何も会話がなくても、「火を見ている」と言い訳ができる。

そして、それはなぜかその場の全員が察知して、気まずいではなく、「私たちは今『火』を見ることで、この雰囲気を味わっている」と全体の意思が変わる。

この場合、「見る」という動作が逃げ場になっていると考えられます。
コミュニケーションに不快さをなくすためには、この「見る」などといった「動作」を作る『火』のような『モノ』が必要になります。

話をカフェに戻すと、実現可能な『モノ』はロマンチックな雰囲気を醸し出すアロマキャンドルや誰が見るねん!って言い出しそうな洋画でしょうか?

カップルや夫婦は大体、女性が優勢と耳にしたので、女性目線でオシャレに見えるものを基準に考えてみました。
(知り合いにアドバイスももらいました、ありがとう!)
プロジェクターやキャンドルデザインくらいなので、何より莫大なコストがかかりません。

あとは、女性が好きそうなお酒を中心に提供を始めて、シメパフェなどサービスを拡充していけば、「大人の空間」として打ち出していけそうです。
豪華そうな招待状を受付時に渡して周りの明るい雰囲気とは別のリッチそうな空間や照明を演出できれば、うまく行きそうな気がします。

非日常空間の中でもさらに分けれたりすると、ホテル内でのコンテンツが増えてさらに楽しめそうです。
この話はまだ企画の段階で、実際にやるかどうかも決まっていません。インターンが始まって没案が死ぬほど出てきています。
数字や根拠詰めがまだまだ甘いと実感する毎日で、めっちゃ充実しています。

このインターン期間中に何か実現できればいいなぁと思ってます。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます
良い1日を!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?