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15. 聖地としてのHAWAII


日本の聖地ベスト100 ずいぶん前にこの本を紹介され魅了され100のうち半分くらいに出向きました。メジャーな神社もありますが、普通あまり行かない場所も多くあり、読んでいくことをお勧めします。

結論から言いますと(日本の)聖地は自然の脅威と恩恵に活かされている人間の崇拝。なのかと思います私が行った宮崎や四国、和歌山。。。良く見ると中央構造線ではないですが、地震や台風や洪水やといった自然の脅威にさらされている場所が多いです。(そもそも火山島国の日本は全体がそうなのですが) そしてそもそもが農耕民族なので海が荒れれば漁ができないし、雨が降らないと米が育ちません。

逆に言うと、海からは豊富な魚、山からは豊富な水、そして果実、畑からは作物・・・自然から大きな恵みを受けているのです。しかも、電気も水道もない時代、その存在はいまわれわれが考える以上に大きかったのかと思います。

20年ほど前「パワースポット」という言葉がはやり、ハワイ旅行でもヘイアウとか王朝時代の大切な場所になんどか訪れたことがあります。

日本の聖地も同じですが、ただ興味本位で行くと「拒絶される」空気が漂います。敬いの気持ちと感謝の気持ちで行くことが大事ですが、あえて言うとそんなにお勧めしません。日本では「神社」などの象徴物があることが多いですが(日本もその前は 岩であったり滝であったり自然の賜物でしたが)
ヘイアウとかは同様に自然です。なので興味本位で行くと残念な結果になると思います。

一方で、エンシャントな時代に太古のハワイアンはこの場所で、自然と言う神になにを思いなにを願い、なにをささげてきたのか。それはひょっとするといまの我々が忘れていることではないか。そんなことを考えてその場の空気を吸うことはお勧めですが。

いまではある意味 観光名所になっていますが、そういった観光名所でなくともハワイに、オアフにたくさんある「自然」の中に身を置き、先祖たちが崇めた自然への脅威と恩恵を肌でいことが一番だと思います。

これは普段の日本の生活ではなかなか得れない、また日本の神社のような「聖地」とはまた少し違った「自然崇拝」を感じることができます。そしてハワイでも特別な場所に行かなくとも、3.BEACHでEARTHINGでも書いたワイキキのカヴェヘヴェヘなどでも充分感じることができます。

勉強しましょうw


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