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高校情報Ⅰ・共通テスト【塾・予備校】HTTPについて(HTTPリクエスト・HTTPレスポンス)

はじめに

【リニューアル】今回から、ネットワーク・セキュリティ分野の解説をしていきます。

教科書と容易に紐づけができる様に、できるだけ細かい単位で解説動画をアップしていく予定です。

「情報」教員免許状取得の為、来年 教育実習ですが、対面形式に慣れるために、今回から前半は対面式で動画撮影しています。
※私が邪魔でしたら、noteの文字おこしの画面の方を見てください。。

教科書よりも詳しく・分かりやすく!
大学入学共通テストで高得点がとれる動画を目指していきます。

これから、多くの予備校・塾が情報Ⅰ対策講座を作成すると思いますが、お互いに協力して情報教育自体を盛り上げていけたらいいなと思っています。

とある塾の方から、私の動画を教材として一部使いたいという嬉しい依頼も頂きました。
学校・塾および生徒個人の自習等で使って頂くことを目的にしているため大歓迎です。(私からの金銭の要求はございません。動画のリクエストも検討します。)
利用の連絡頂きましたら、(ご希望あれば)私の動画内でお礼と一緒に企業・学校紹介もさせて頂きます。

東進衛星予備校やリクルート社のスタサプ(神授業)など講師を売りにしていますが、将来的にそういう方ともコラボして、情報教育全体を盛り上げていけたらいいなと思っています。

◆◆動画解説◆◆

■資料ダウンロード■

情報教育の底上げが目的なので、資料を修正して、
学校・塾(営利目的含む)の授業等で利用して頂いて問題ありません。
私への連絡不要ですが、利用する際には、
YouTubeチャンネル・情報Ⅰ動画教科書・IT用語動画辞典を
紹介してもらえると嬉しいです。

https://toppakou.com/info1/download/99_資料/01_HTTP.pptx

◆◆文字おこし◆◆

HTTPはHyper Text Transfer Protocol の略です。

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つまり、HTMLファイルを転送するためのプロトコルなのです。ただしハイパーテキストに限らず、画像、動画、PDF等様々なファイルを転送するために利用できます。

HTTPによるファイルの転送は、HTTPリクエストとHTTPレスポンスのやり取りによって行われます。

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それではHTTPリクエストとレスポンスの詳細について見ていきましょう。

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WebブラウザからWebサーバへ送信されるHTTPリクエストは、「リクエスト行」「メッセージヘッダ」「エンティティボディ」の3つの部分に分けられます。

「リクエスト行」はHTTPリクエストの1行目に書かれていて、Webサーバに処理要求を伝えます。
リクエスト行は、さらに「メソッド」「URI(URL)」「バージョン」で構成されます。
 メソッドは、サーバに対する要求コマンドで、GET、POST等があります。メソッドにつては、少しややこしいのでまた別動画で説明します。

「URI(URL)」はWebサーバへリクエストする、ファイル名とそのパスを表しています。
バージョンはWebブラウザがサポートするHTTPのバージョンで、2021年現在は主に1,1が使われています。


「メッセージヘッダ」は、リクエスト行に続く複数行のテキスト列で、Webブラウザの種類やバージョン、対応するデータ形式などの情報を記述しています。

「メッセージヘッダ」の後には区切のための空白行があり、その後に「エンティティボディ」がつづきます。「エンティティボディ」はWebブラウザからファイルや特定の値を送るときに使われますが、送るべきデータが無い場合には使われない領域でもあります。


では次に、HTTPレスポンスについて見ていきましょう。

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「HTTPレスポンス」はWebブラウザから送られてきたHTTPリクエストに対しての返答になります。。
HTTPレスポンスも、「ステータス行」「メッセージヘッダ」「エンティティボディ」の3つの部分にわかれます。

「ステータス行」はさらに、「バージョン」「ステータスコード」「説明文」にわかれます。

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ステータスコードは100番台は・・・追加情報があることを伝えるものになります
200番台は、サーバがリクエストを処理できたことを伝えるものになります。
300番台はリダイレクトと言って、別のURLにリクエストしなおします。
400番台は、クライアントエラーで、リクエストに問題があり処理ができなかったことを伝えるものになります。
500番台は、サーバエラーで、サーバ側に問題があり処理できなかったことを伝えます。

ちなみにWebサーバ自体がダウンしていると何も返却されずにタイムアウトになります。

沢山ありますが、試験でよく問われるのが200番と404番になります。
200番は、リクエストを正常に取得できた場合に200番が返却されます。
404番はURLを間違えてしまったり、Webページが削除されていると、返却されるステータスコードになります。

「メッセージヘッダ」はWebサーバがより詳細な情報をWebブラウザに伝えるためのものになります。
「エンティティボディ」は実際にWebブラウザに表示するHTML等のデータが入る領域になります。

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URLを指定する場合、HTTPSと最後にSを付ける場合が最近は多いですが、
最後のSはSecureの略で、安全という意味です。
HTTPだと、パスワードなど漏れてはいけない情報が、平文の状態つまり暗号化されていない状態で送信されます。つまり通信を傍受されると、情報漏洩になる危険性があります。

HTTPはその問題を可決するもので、データを暗号化して送信するので、途中漏れても相手からは解読ができない為、安全にデータを送受信できます。

◆確認問題◆

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