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Twitter、それは140文字の文学。Twitterを批評する!

こんにちは。山下Topo洋平(@topoyohei)です。

noteを始めてから1週間ちょっとが経ち、たくさんの閲覧、スキ、フォローをいただいております。頂戴しております。ありがとうございます。

僕はnote以外にも様々なSNSを使っていて、その中でもTwitterは最も更新頻度が高く、ライブ告知や日々の出来事、思ったことなど、とりとめもなくつぶやいております。

今日はそんな僕のTwitter投稿から先週のツイートを振り返り、いくつかをピックアップしてその文章を批評していきたいと思います。

Twitter批評?
なんじゃそれ、と思う方もいるかもしれない。
その疑問、わかります。
説明しよう。

Twitterとはそもそも「つぶやき」であり、その気軽さがTwitterの良さでもあるわけで、批評するほど作品性のある文章を投稿するプラットフォームではないというのが一般的な認識だと思いますが、それゆえに脊髄反射的・動物的なつぶやきも多く、無意味・無内容の文字列が全世界で無数に吐き出されていることも事実であり、だからこそ私はあえてそこに作品性を読み取り、はきだめのようなツイッター世界に一石を投じたい地獄に花を見つけたい、ゆくゆくは一面が満開の花で覆いつくされた地獄を見てみたい、と思うと同時に、note毎日投稿を続けるためのネタの一つとして、自分で自分の投稿を批評するという自己循環リサイクルシステムを確立したのである。

なんじゃこの企画。

ウケる

なお、今回取り上げる作品は先週2月15日から2月21日までの1週間、わたくし山下Topo洋平のツイートが対象となっております。
では、早速いってみましょう。


まずはこちら。2月17日のツイート。

時事ネタ。確定申告の時期がやってきた。
小学生の記憶も持ち出し「宿業」などというのっぴきならぬ言葉を使ってまで己の悪癖を乗り越えようと意気込んでいる。
今日の自分は昨日の自分より少しでも前進していたい。その意志こそが人間の生きる原動力なんだ。
一見そんな熱く前向きな意欲の現れかと思いきや、確定申告をされている方ならわかると思うが、このツイートのオチは確定申告の受付は2月16日からであり、この投稿の時点でもう初日を過ぎているということ。
「宿業」を乗り越えられないであろうことは誰もが予想するところであり、この男の暗い未来を予感させてツイートは終わる。
ツイート内で自らツッコミを入れる自虐ギャグは筆者の得意とするところだが、このツイートはそれら多くのツイートとは違い、ツッコミをツイート外の読者に委ねており、筆者からの読者への信頼がうかがえ、その点で新境地と言えよう。
今のところリプライは一つも付いておらず、誰からもツッコミが入っていないことも哀愁があって趣深い。
気になる点としては、序盤の状況説明が少しばかり冗長さを感じさせるゆえ、欲を言えばもう少しインパクト・キレがあるとさらに評価が伸びたのではないかと、私は思います。

ちなみに筆者は本日2月23日の時点で確定申告にはまだ何も手をつけていません。

ウケる

意欲と現実のギャップが笑いと哀しみを誘う、僕はかなり好きなツイートでした。
★★★★★★★☆☆☆
7点/10点満点


次。2月19日のツイートから。

このツイートはnoteのつぶやきにも投稿しました。

短いながら一発で情景が想像できる名文ではないでしょうか。
しかしこれは筆者の文章能力や独自の視点によって作品化されたわけではなく、シンプルな情景描写がそのまま作品になったタイプのツイートなので僕の評価はそこまで高くありません。
筆者が努力をしていない。楽をしている。もっと頑張れ。
労力が必要ないにもかかわらず、見たら思わず笑ってしまうということで、良くも悪くもコストパフォーマンスが高いツイートと言えるでしょう。
でももしかしたら、こういうのが一番いいのかもね!?

★★★★★★☆☆☆☆
6点/10点満点

以上、今回はこの2作品でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

― Twitter、それは140文字の文学 ―


この記事を書きながら思いましたが、
この企画、最初から最後まであらゆることが読者のみなさんにとって
知らんがな」としか言いようがないものだということがわかりました。
何をおのれで全てやりおった上にたわけたことをほざいておるのじゃ、と。

ウケる

来週もやれたらやります。行けたら行きます。

さよなら

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