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#32 言葉の意味の変化は運気にどういう影響をもたらすのか

皆さんこんにちは。

運というものを意識すると言葉に気を付け始めると思いますが。

言葉に意識を持っていってると同じ言葉でも他人との解釈の違いが気になってくると思います。

例えば

絆や義務教育などがあがります。

絆は元々の意味の解釈が広がり違う使われ方をし始めた言葉。

義務教育は本来の意味を知らずに言葉だけが独り歩きをして後から意味づけをされてしまった言葉になります。

どちらも本来の意味を答えられる人はいるでしょうか?

下にスクロールせずにちょっと考えてみて下さい。













ハイ、どうでしたでしょうか。

「絆」は馬や犬などを繋ぎ留めておく為の綱の事をさします。力関係が存在し、片方が優位にたっている意味合いがあります。呪縛や束縛の意味合いがとても強かった言葉なんです。

切ろうとしても切れないという解釈の部分だけが広がってしまった結果、人との絆という使われ方をするようになってしまいました。


次に「義務教育」ですが、これはよく

「義務業育なんだから学校へ行きなさい」

という言葉を聴いたりしますが、義務教育というのは本来子供の義務ではなく親(保護者)に対する義務のことです。

憲法第26条2項にて「すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育をうけさせる義務を負ふ。義務教育はこれを無償とする」とあります。

つまり義務教育をうけさせる手続さえ整えれば、後は本人が学校に行こうが行くまいが親(保護者)は義務を果たしているので義務教育違反にはならないということでもあります。

さて、本来の意味が分かったところでどう運気に影響するのか。ですが

運気を考えるときは時間軸と次元軸で考えます。(下記:図1)


図1 運気の繋がり

ちょっと小さくて観にくいですが縦が目に見えない繋がりで時間という概念はありません(次元軸)。

横は今現在の繋がりです(時間軸)。時間というのは現在の連続に過ぎないわけですが、意識というのは時間という軸に影響を受けません。しかし意識した事が言葉として形になります。

そして言葉は繰り返し使う事で潜在意識に染み込んでいきます。ここでジレンマが生れるわけです。

例えば絆という言葉の認識は世間一般ではいい言葉です。使えば横軸でよい人間関係が築けるでしょう。

問題は縦軸になります。

縦軸には時間という概念が存在しない為、本来の意味の束縛というワードを他人に投げかけている事になります。

言葉の本来の意味を

「知らないという罪と知りすぎる罠」に陥ってしまうわけですが

結論としては横軸よりも縦軸を意識した方がいいです。


なぜなら横軸は時間という概念が存在している為、未来で言葉の意味がまた変わった時にはそれに対応する事になるからです。場当たり的な対応になってしまうのです。

もちろん使うなと言ってるわけではないですよ。

対して縦軸は運気で言ってしまえば過去の記事でも書いたように言葉の布施、言辞施という徳積みになります。

自分の運気を使う為には徳積みの貯金(積み上げ運)が必要になってくるわけですが横軸ばかり意識していると貯金が全然たまらず運気がよくなりません。

もちろん行動もそうです。

一番重要なのは

自分の先祖が何を考え行動していたのか、そういう言葉を発していたのかを縦軸(次元軸)で考える必要があるということ。

それを横軸(時間軸)に落とし込む事です。

是非これを意識して自分の運気を良くしていってもらえればいいと思います。


それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。

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