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#38 「今時の子」という言葉には裏側がある。

よく耳にする言葉です。

けれどこの言葉には口には皆出しませんが後に続く言葉があります。

今時の子(けど私には関係ないけどね)

です。

要するに口に出した本人は受動的な立場にいるという考え方なのです。

ですがよく考えてみて下さい。その「今時の子」を育ててきたのは他でもない私達大人です。

私達大人が今の子達の教育方針を考え実行し、または自分達が作ってきた世界をその子達に見せてきた結果がそうなったというだけなのです。

その自分が生み出した現実から目を背けていては何も実現しません。

むしろそうやって自分が生み出した結果を他人や環境のせいにしていると今度はその若い世代からこうよばれてしまいます。

「老害」と

また、これはどちらの立場にも言えますが世代間のギャップに不満があるという事は本人の中には実現したい現実や自分が経験した方が良かったと思える何かがあるはずです。

不満があるなら相手に求めるのではなくまず自分から行動をしていきましょう。

そして既に経験をしてこちらの方が良かったと思える事があるならそれを当然の事だとは思わず、与えてくれた人に感謝をし次に伝えていきましょう。


私の知っている年下の子で皆が帰った後に掃除のやり残しを黙って片づけてくれている子が居ました。

私が「皆の補助をしてくれてありがたいです。」

と褒めると本人は

「いや、自分は小姑ですから」

と自分を下げるような事を言っていましたが、人を指摘していくよりも黙って自分の気になるとこを改善していく方が気付いた人にはメッセージ性が何倍も強くなります。

もちろん時と場合によっては指摘しなければいけない場面もありますが、やらされてる感よりも自発的な成長を求めるのであればやはり自分から行動する方が周りにそういう人間が増えやすくなっていきます。

そうすれば今よりも不満の少ない世界に行くことができますよ。



それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。

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