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JAZZがなぜメジャーにならないか?

演奏する側には非常に関心が高い問題で、
なぜJazzはpopsに勝てないか?
hiphopやrockと比肩するには?
と考えることもあります。

結論から話しますと、

”情報量が多すぎ“

なんです。

物凄い量の勉強をして表現の方法を学んで音を出すので、

ほとんどの人は学校や仕事で疲れた耳と身体で受け止めれないんです。

じゃあラーメン屋やバーでjazzを流すのはなぜ?

あれは 

”雑音づくり“

です。

例えるとレストランで他の席からの、耳障りの良い声色の知的な会話や意識高い人間の話がうっすら聞こえている状態なんです。

そういった落ち着いた、ガキじゃない大人たちの雰囲気の店ですよー、
という店作りの一環なんです。

という事でJAZZ(店でかかっているような)は
観客にではなく高度に専門化した自分や共演者、時には作曲家に向かって話をしている状態なんです。

そりゃ耳障りの良い雑音にしかなりませんわ。
だって何言ってるかわからないんだもん。

メインストリームの音楽の様に、
誰々に向けて、誰々のために、とか
俺はこう思うけど、皆んなはどう思う?とか
俺について来い、俺のために泣いてくれ とか

またはみんな踊ろうぜ。楽しもうぜ、てな煽りでもなく観衆を対象や巻き込む物と思わず

「俺は今これを話したいから話す。それでどうよ?」

だから終わってるんです。

メジャーになんか、まして先生以外食っていける訳がない。

みんな忙しいんです。

結論から言うと、jazzは中途半端で道半ばの音楽という事です。

そのまま発表するには説明不足だし、アートになるにはまだまだ進化が足りない。

そんな気がする毎日です。

少し口が過ぎました。


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