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就活小話 地頭いいって何?

就活では「地頭の良い学生さんが欲しい」と言われることがありますが「地頭がいい」って、どうやって評価しますか?

勉強が出来るか出来ないかは、テストの点数で分かりやすいですが、地頭が良いっていうのは「定量評価」ではありませんよね?

地頭が良いって評価されるときに、勉強が出来るのと仕事が出来るのは違う、と言われることがあります。頭が切れるとか。そうなのでしょうか?

私は地頭が良いと言うのは、勉強が出来る、いわゆる「頭が良い」のと同じだと思ってます。あれ?そうなの?と思われるかもしれませんが。

頭の良い(テストで良い点が取れる)人は、努力し勉強をして結果を出している人だと思います。

テストに向けて人類の数千年の歴史を覚えて、数千個の漢字や英単語を覚え、多種多様な計算公式や元素記号など、、、。それらを覚えて設問に対し適切な解答を探し出す。過去問題などを解いてしっかり習得し、次のテストに備える。

仕事はどうでしょうか?

「お客様へ新製品を売り、利益を上げる戦略を企画しなさい」という仕事の指示をテストに置き換えて考えると、マーケティング情報の確認、お客様のニーズや条件の整理、価格戦略、自社工場の生産能力や投資要否、収益などをまとめて戦略を立てる、つまり努力して覚えた事や経験を過去問題に照らし合わせ、公式に当てはめて解答を作成する、という事ではありませんか?
公式だって、思いつきで分かるものではありません。しっかり勉強して、経験をして覚えるものです。

ですので、私は地頭が良いとか、仕事が出来ると言われる人は、勉強が出来る人のことだと思っています。勉強は出来るけど仕事が出来ない人は、地頭という訳のわからん事が解ではなく、仕事を学校の勉強と同じような方法で進められない人だと思います。

仕事が出来ないという人は、上手いやり方が出来ないから結果が出ない、逆に勉強が出来なくても仕事が出来るという人は、やり方が分かっている人だと思います。学業では、そのやり方を忘れてしまっているのかもしれません。勿体無いですね。

そもそもテストで高得点を取れるのですから、記憶力とか理解力はあるはずです。仕事も学業と同じやり方で取り組んだら、きっと企画書も立派なものが作成できると思います。

何か壁にぶつかったら、落ち着いて取り組んだら良い結果が出る時思いますよ!

ゆるい小話でした。

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