10/3のゆる〜く気になる記事 米東海岸 湾岸スト影響

10/3の日経新聞からです。米国東海岸でストに突入する、という記事です。それにより輸送費のコスト上昇による物価の上昇や経済の混乱につながるという事です。

食品値上がりの兆し 米36港スト突入

米東海岸やメキシコ湾岸で10/1に始まったストライキにより食品などの供給が混乱する懸念が広がっています。
港湾の労使は9/30までに新たな労働協約を締結出来ず、全米36港にてストライキに突入しました。

長期化すれば物価上昇につながり、部品輸入が停滞すると自動車メーカーの米国生産への懸念も出てきます。

10/2の日経新聞によると、東海岸での湾岸ストは約40年ぶりで、1週間で約5400億円の損失が出る、という見方もあるそうです。ストに入ると長期保存ができない生鮮品の打撃が予想されています。

自動車に関しては、日系メーカーは西海岸経由が多いものの、東海岸から調達している部品やユニットメーカーの影響を受ける可能性があります。
特に影響が懸念されるのは、メキシコからの完成車輸入との事です。

アメリカの話ですが、日本の企業にも影響があります。例えば、東海岸経由から西海岸経由への切り替えや航空貨物への切り替えによる輸送費増加、お客様への納期問題なども想定されます。

どのくらい長期化するのかは分かりませんが、物流網の問題は色々なところに影響しますので、今後の動向について情報を集めることが重要です。