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5/27のゆる〜く気になる記事 日本株「外圧」が起爆剤

5/27の日経新聞からです。
先週も似たような記事がありましたが、アクティビストの株主提案による日本企業の対応、株価への影響についてです。

6月の株主総会に向けて、投資家からの圧力が強まっています。アイ・アールジャパンの集計によると株主提案を受ける企業が年々増えており、現時点で最高であった2023年の8割近い状況との事です。まだ、公表されていない事例を含めれば更に増える見通しです。

株価がアクティビストの保有で動意づく銘柄が続いています。(過去投稿「5/22 物言う株主 保有株に買い」をご参照ください

投資家の関心は、一時的な株主還元から事業の見直しで稼ぐ力をどう伸ばすか、に変わってきています事業戦略に踏み込んだ株主提案も出て来ている、という事です。これらは、とても良い事だと思います。経営者は自己保身や現状から変わる事を良しとしない古い体質をどんどん改善し、企業を持続的に成長させられるようにすべきです。多少批判されて「許せん」とか、「アイツら分かってない」等と言うのではなく、前向きに捉えて欲しいものです。

もちろん、アクティビストと呼ばれる投資家の株主提案をそのまま賛成するのではなく、株主提案については株主として責任を持って判断していかねばなりません

「日本株への投資機会はまだまだ多い。PBR1倍割れの社数だけ余地がある」との事でした。東証プライム、スタンダード企業の約3250社のうち、PBR1倍割れの企業は1630社もあるそうです。皆様の会社や投資している企業はいかがでしょうか?

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