音部記号のナゾ
ト音記号
ト音記号をジーっと見てみると…
「ト音記号」。ピアノの真ん中より高い音を表す時に使う、おなじみの記号ですね。中心のぐるぐるの部分が、「ソ」の音を示しています。「ソ」は日本語で「ト」。だから「ト音記号」と呼びます。
なぜ、こんなに不思議な形になったのでしょう。
もう一度、ジーっと見てみましょう。何となく「G(ジー)」の形が見えてきませんか?
たとえば、こんなおしゃれな活字の「G」を5線の上に置いてみると…
ちょっと強引ですね(笑)
「ソ」は、英語やドイツ語の音名で「G」。そう、「G」を図案化したものが、ト音記号になったのです。(※図案化の過程は諸説あります。)
ヘ音記号
では、へ音記号を見てみましょう。
中心の丸が、低い音域の「ファ」の音を示します。
「ファ」の音名は「F」。
活字の「F」の形が元となっています。
こちらのほうがイメージしやすいかもしれませんね!
音部記号を見比べながら、「何にみえるかな?」と子どもたちにクイズを出してみるのも楽しそうですね♬
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