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株式会社東音企画の公式ページです。ピアノ楽譜・音楽書の輸入や出版、ピアノコンクールの運営からピアノ学習サポートサービス(音楽アプリ、オンライン音楽室ほか)など幅広い事業を手掛けています。ピアノ教育に関する情報をお届けします♪ https://www.to-on.com/

マガジン

  • 公式アプリ「バスティン プラス」

    バスティン・メソッドのテキスト準拠公式アプリ、「バスティン プラス」に関するコラムをまとめたマガジンです。 バスティン・メソッドを使用しているけど、アプリは使用していない方はもちろん、アプリをすでに使用されている方にも、より活用いただける情報を掲載しております。 アプリダウンロードはこちらから:https://www.to-on.com/app/bastien-plus

  • 東音企画 | "指セット"を読み解く

    国際的に活躍するピアニストを輩出した金子 勝子(かねこ かつこ)先生が監修されたテクニック教本「指セットプラスハノン」。金子先生に師事されている、ピアニストであり研究者の村松 海渡(むらまつ かいと)さんに様々な視点から読み解いていただきます。全3回連載。

最近の記事

バスティンプラスの使い方 #4 ~ステージアレンジを活用しよう~

「バスティン プラス」のリリースから早くも1周年を迎えました。皆さま、いつもアプリをご利用いただきありがとうございます! より楽しく、いろいろな形でアプリを使っていただこうと、先月5月11日には初の試みとして、音源に合わせてアンサンブル演奏が可能な「バスティンステップ」を開催しました。 今回は、バスティンステップでの様子を通して、ステージアレンジの活用例をご紹介いたします! どうやって音源を使用するの? ステージアレンジは、2024年6月現在、10曲リリースしています。

    • #2「誘い込む」ってなんだ? ~"指セット"を読み解く~

      執筆:村松 海渡 「誘い込む」ってなんだ? 金子先生に演奏指導を受けていて、私はよく「誘い込む」という言葉を耳にしました。 門下生の間ではきっと聞き慣れた言葉だと思いますが、みなさまはピアノ指導の場において見聞きされたことはありますでしょうか。 実は、"指セット"にもこの言葉が登場します。 今回は「誘い込む」を例に取り、先生の言葉や自身の記憶を辿りながら”指セット”を解説していきます。さらに関連する研究分野のお話も併せて、"指セット"や金子先生の指導における、独特な言

      • ピアノで弾きたい♪春におすすめの曲

        「春」は何か新しいことをスタートしたくなるような、心うきうきする季節ですね♪ 私たちはもちろん、花も虫も動物たちも、この季節を待っていました! そんなうきうき、わくわく♪な気持ちをピアノで表現してみませんか? 花の便りとともに…パーティーピアノC「ひらひら ちょうちょ」春になるとお花の匂いに誘われてやってきました! まずはパーティーシリーズのピアノCに掲載の「ひらひら ちょうちょ(p.19)」をご紹介♪ 右手と左手のスキップ(ひとつ飛びの音)の掛け合いは、まるでひらひら

        • ステージでアンサンブルを楽しもう!

          YouTubeやストリートピアノ、大きな舞台で活躍するピアニストたちが、生き生きと楽しそうにピアノを弾く姿に憧れをもってピアノを習い始めた、というエピソードを耳にすることがあります。 しかし、いざ習い始めて自分が発表会などのステージに立ってみると、ひとりでの大舞台への緊張や不安でうまく弾けない、なんていう経験がある方が多いのではないでしょうか。 それを乗り越えて、自信や成長を感じることもピアノ学習の大切な学びのひとつですが、楽しく演奏することも音楽の魅力! 今回は演奏する楽

        バスティンプラスの使い方 #4 ~ステージアレンジを活用しよう~

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        • 公式アプリ「バスティン プラス」
          10本
        • 東音企画 | "指セット"を読み解く
          3本

        記事

          #1 弟子の眼差し ~"指セット"を読み解く~

          執筆:村松 海渡 師の言葉の重み角野隼斗、牛田智大…etc. 数々の新進気鋭のピアニストを輩出したピアノ教師である金子勝子先生が門下生へ常にかけ続けている言葉です。 皆様こんにちは、村松海渡と申します。 私も先生の弟子として、大学に入り上京した際に門を叩いた一人です。 私は普段は音楽演奏科学という分野の研究・開発を行ったり、そこを中心とした成果や視点から、音楽と技術、その社会との関係について日々考えたり企画・制作を行ったりしています。 私はピアノ演奏に取り組む者として、

          #1 弟子の眼差し ~"指セット"を読み解く~

          #0 話題のピアノテクニック教本~”指セット”を読み解く~

          世の中にはさまざまなピアノのテクニック教本が存在しています。東音企画でもテクニック本をいくつか出版しておりますが、その中でも、数多くのピアニストを育てた金子 勝子(かねこ かつこ)先生が監修された「指セットプラスハノン」は、累計販売数1万部以上の人気商品です。 「人の心をゆさぶる”生きた音楽”を求め、美しい音色で演奏する」ことを目指し、その方法を1冊に集約させたテクニック強化メソッドである「指セットプラスハノン」。今回は金子勝子先生の弟子であり、現在は東京大学大学院博士課程

          #0 話題のピアノテクニック教本~”指セット”を読み解く~

          「拍感を養う」ということ

          「拍感のある演奏を心がけましょう」と指摘されたことはありませんか? 拍とは英語で言うビートのことで、音楽のリズムを構成する単位のことを言います。拍の長さ(または短さ)によってその音楽のテンポが決まり、またその強弱によって音楽の拍子が形作られます。拍感とは、拍を感じ、それによってその音楽が持つ性格を表現すること。拍感のある演奏とは、音楽に一定の脈のようなものがあり、音楽が自然と前へ進むような演奏を意味します。 拍感を養うためには、拍子を言いながら手でリズムをたたく練習を取り

          「拍感を養う」ということ

          2024年はブルグミュラーのメモリアル!

          2月13日はブルグミュラーの命日。 没後150年を迎えてもなお、その音楽は未だに私たちの心に響き続けています。 「すなおな心」「アラベスク」「貴婦人の乗馬」などピアノ初学者の憧れの曲が多く、日本ではコンクール(「ブルグミュラーコンクール」主催:東音企画)が開催されるほど人気の作曲家です。 これを機に、彼の略歴や人物像、そしてなぜ彼の作品が今なお愛されているのか、さらに関連イベントについて探ってみましょう。 ブルグミュラーってどんな人? 名前は、ヨハン・フリードリヒ・フラン

          2024年はブルグミュラーのメモリアル!

          子どもに何を習わせる? 「人生のきっかけ」にもなる習い事について

          子どもの頃、どんな習い事をしていましたか? 習い事が人生のきっかけとなっている、という方もいるかもしれません。 仕事につながっていたり、趣味につながっていたり、友人関係ができたり、その人の人生設計に大きくかかわっている場合もあるかと思います。 一度習ってみたかったと大人になってから、習い事を始める方もいます。 「人生のきっかけ」ともなる習い事を、子どもに何を習わせるか、何がその子に適しているのか、親たちは常に悩みの種となっています。 そんな中、2023年6月に日本トレンドリ

          子どもに何を習わせる? 「人生のきっかけ」にもなる習い事について

          ソルフェージュを学ぶとどんないいことがあるの?【後編】

          前編の内容:ソルフェージュってなぁに?/なぜソルフェージュが必要なの?前回は、ソルフェージュが演奏にもたらす効果や、ソルフェージュの大切さをお伝えしました。 ▶内容はこちら 今回は、より具体的な内容や、取り入れ方についてお伝えいたします。 どんなことをするの?「ソルフェージュ」という言葉はもともとドレミで歌う歌唱訓練、あるいはその練習曲のことを呼んでいましたが、今ではもっと広く音楽の基礎訓練全般のことを呼んでいます。 ソルフェージュの柱は主に3つあります。 音や楽譜を

          ソルフェージュを学ぶとどんないいことがあるの?【後編】

          ソルフェージュを学ぶとどんないいことがあるの?【前編】

          みなさんはソルフェージュという言葉を知っていますか? 初めて聞くという方もいるかもしれません。 今回は、ソルフェージュが演奏にもたらす効果や、ソルフェージュの大切さについて考えてみたいと思います。 ソルフェージュってなぁに?私たちが楽譜を読み解く際に必要になる、音楽の基礎知識を養うためのトレーニングです。 私たちが最初はわからなかった日本語も、ひらがな・カタカナ・漢字・文章と学んでいき、それが日常の中で自然と使えるようになっていきます。ソルフェージュも同じように見たり書いた

          ソルフェージュを学ぶとどんないいことがあるの?【前編】

          国ごとに違う「ドレミ」の呼び方

          前回、「ドレミ」はイタリアで生まれたことをお話ししましたが、その後「ドレミ」は世界に広まり、国ごとに違う呼び方がつけられました。 フランス語はイタリア語と同じですね。ドイツ語と英語は、文字はほぼ同じですが読み方が異なります。ドイツ音名はクラシック音楽ではよく使うので、覚えておくと何かと便利ですよ。ポピュラー音楽やジャズの世界では、英語が主流です。 日本に西洋音楽が入ってきたのは明治時代。音名には「イロハ」があてられました。何とも古風な趣がありますね。今では日本音名で歌うこ

          国ごとに違う「ドレミ」の呼び方

          ピアノで弾きたい♪冬におすすめの曲

          全国各地で初雪の便りが届き、本格的な寒さがやってきました。室内で過ごす時間が長くなるこの季節、冬にぴったりのピアノ曲を弾いてみませんか? 冬のお楽しみと言えば…パーティーピアノB「クリスマス」 冬休みのはじまりと共に迎えるクリスマス。日本では、家族や友人とパーティーを開いたりサンタクロースからプレゼントをもらったりと、とにかく賑やかなイメージがあります。しかし、欧米諸国では家族で静かに過ごしたり、教会へ出かけたりするのが一般的なクリスマスの過ごし方のようです。 パーティ

          ピアノで弾きたい♪冬におすすめの曲

          ピアノの上達は利き手に左右される?!

          ピアノの上達に利き手はどのように関係するのでしょうか? 今回は、左右というキーワードから物事を読み解く「左右学」からピアノ演奏へのヒントを考えていきたいと思います。 左と右 あらゆるものにあり、優劣はない 左右学を提唱する西山賢一氏は、著書『左右学への招待-世界は「左と右」であふれている』(光文社)でこのように述べています。 あらゆるものに左と右があり、左右どちらかに寄る、勝るわけではないようです。 あなたの利き手はどっち? そんな左右の話で最も身近にあるのが「利き

          ピアノの上達は利き手に左右される?!

          バスティンプラス 再生回数ランキング発表!

          アプリ「バスティンプラス」の運用開始から約7ヶ月! 今回ここでは、どの楽譜の、どの曲が一番再生回数が多いのか、調べてみました。 一番再生回数が多いのは「パーティーシリーズ」! ピアノにはじめて触れ合う幼児の導入教材として人気の「パーティーシリーズ」。 伴奏には、楽器の音だけでなく、効果音もふんだんに入っています。 はじめてのお子さんこそ、何度もアプリとの音のアンサンブルを楽しむ!そんなピアノの始め方に最適です。 また「パーティーシリーズ」とアプリの活用方法は以前、塚田め

          バスティンプラス 再生回数ランキング発表!

          「もっと弾きたい」を促すサブスクサービス!

          バスティンプラスのサブスクリプションでは、毎月追加されるばんそうが無制限で利用可能になります。 曲調やテンポを変えて楽しむことで、自然と「たくさん弾く」ことができるようになります。レッスンや練習にぜひご活用ください。 コンテンツのポイント毎月新しいばんそうが追加されます 2つ目のアレンジで練習をもっと楽しく! 幅広いテンポ設定! 発表会などで利用できる「ステージアレンジ」も! 「ダウンロード機能」でオフラインでも再生可能♪ 学習のやる気をサポート!記録ページ サ

          「もっと弾きたい」を促すサブスクサービス!