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医療過剰社会・日本、そして世界の医療の闇


 息子がついにインフルエンザに罹患し、ようやく6日目にして通常の食事量に戻ったところである。8歳にして初のインフルエンザ感染であった。
実は1か月前にインフルエンザの予防接種(自己負担)を生まれて初めて打ったのだが、罹患してしまった。「予防接種を打てば、かかっても軽く済む」は嘘であった。40℃近い熱が3日続き、ほとんど満足に食事(重湯でさえ)が摂れず、もともと痩せ気味であった体はガリガリになってしまった。小児喘息もちなので、呼吸困難一歩手前で日曜日に救急車を呼ぶかどうか本当に考えたくらいであった。

 2年前、コロナに罹患したが「軽い風邪」くらいで済んだのに比べると重篤な症状であった。コロナは予防接種を打っていないが軽く済んだのに、インフルエンザは予防接種を打ったけど重篤化した。
あくまでうちの子の場合なのかもしれないが、なんとも釈然としない。

 日本の医療は過剰なのかもしれない、最近そう思う。特に小児医療と高齢者医療に顕著であると思う。小児は「医療無償化」が進み、私自身も反省しなくてはならないがちょっとのことで薬をもらいにいってしまう。使いきれず薬を廃棄をすることもあり、恵まれない外国の子とかにあげたいなぁ、とか思いながら泣く泣く廃棄している。
高齢者も同様であったが、一定の収入がある人は自己負担額が1割から2割になってから、簡単に医者にかかるのを控える人がでてきたのも事実である。83歳の私の父がそうである。月・水・金の病院通いを金曜日だけに減らした。最近3割負担の声もあがっているが、「年寄りを殺す気か」との声も出てくるので、高齢者ばかり狙い撃ちは気の毒である。

 うちの子も先天的な病気があるので小児の医療費無料はありがたいが、18歳まで全国一律無料はやりすぎな気がする。中学生位までで良いのではないだろうか。その分社会保障費があがってしまっては元も子もない。セーフティーネットは必要だと思うので、生まれつきの病気がある場合、低所得者に限り18歳まででもよいとは思う。

 日本は医療界にお金を落とす仕組みが何重にもあり、予防接種は薬品製造会社の在庫一掃のための道具なのでは?と勘ぐってしまう。
元京都大学の宮澤教授も、コロナについて「誰か」が「故意」にウイルスをつくった可能性がある、とおっしゃっていたが、そうなると得をするのはだれ(どこ)なのでしょう?
宮澤さんが世界の医療の「闇」に排除されないよう、ここに応援している人間がいることを記したい。


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