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【展覧会レポ】「石岡瑛子 Iデザイン」展の熱情がすごかったよ

初めまして。
兵庫県立美術館で開催されている「石岡瑛子 Iデザイン」展が凄かったので熱を込めて紹介します。
いつだって新しいものを求める私が、2回訪れるくらい良かったです。


展覧会の内容について

広告、舞台、映画など表現のジャンルから国境までを超えて活躍したデザイナー、石岡瑛子さんの作品が400点以上展示されていました。

とにかく凄かったです。
全ての作品に感じられたのは、圧倒的な熱情でした。
石岡瑛子さんの心に灯した「私」という名の炎。

特にPARCOの広告のコーナーは凄かったです。広い空間に名作の数々がズラーっと並んでいて、心の底からワクワクしました。
鑑賞者を突き刺してくるような、ドキドキする広告に心が震えました。

もちろん「撮影可」の作品です
撮影可


石岡さんの作品は赤が印象的。
この展覧会は、作品だけでなく「展示の仕方」も素晴らしかったです。
ドラマチックな光と、広い空間。印象的な赤色。ここでしか味わえない良さがあります。ぜひ訪れて体感してください!

なるほどなぁ。(撮影可です)

角川文庫の広告も良かったです。
ドラマチックで遊び心があってワクワク。

後半の方は幾何学的なモチーフが使われた作品が連なっていました。
今までの私なら思いつかないような作品の数々で、刺激的でした。

お土産ポストカード


最後の方は石岡さんが携わった本やCDジャケットのデザイン。
すげぇな…と思ったのは、石岡瑛子自身の思いと、作品の雰囲気が組み合わさって美しい化学反応を生み出していたこと。

こんなものもデザイン

石岡さんにしか出来ないことをやろうとしつつ、その作品の良さを生かす。コラボレーションの美学。

ぜったい足を止めてしまう広告


わたしが学んだこと

この展覧会を通して学んだことをまとめます。

1.「ほんとうの“自分力”」は武器になる

火傷してしまいそうなほどの熱情。
石岡さんの作品は、心に直接話しかけてくるような「強さ」がありました。
それはどっしりと自分の軸を構えていたからこそ、そこに迷いが無かったんだろうと思います。

私とはどんな人間で何を伝えたいのか?単なるエゴとは違う、他者とのコラボで磨き上げた自分力。憧れます。

2.伝えたいという思いこそが最高の味付け

一つ一つの広告に宿された「伝えたいこと」が、明確に心を狙い打ちしてきました。妥協が見えない、こだわりの強さ。
「伝えたい、社会を変えたい、届け!」という思いこそが人を感動させるためにいちばん必要なことであると、実感しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?こんな感じで熱を込めたnoteを投稿していきたいと思ってます…!
表現者を目指す私にとって大切なことをたくさん教えてくれた展覧会でした。

いろいろと語りましたが、やっぱり兵庫県立美術館に実際に足を運んでみてほしいです!
ドラマチックな空間の中で石岡瑛子の熱情のシャワーを浴びてください。エクスタシーですよ。

きっと、あなたの何かを変えてくれることでしょう。

ご覧頂きありがとうございました!



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