パレード
そのどれもが私の気を引くから
手元の溢れそうなおもちゃが
いつだって見えやしないの
何にでも名前をつけないで
普遍化することに慣れ親しんでいる
私は私だけの歪を愛していたい
綺麗なドレスも綺麗な靴も
四畳半の城の中で
1人ショーをやるため
誰にも見せないことが快感
映画のセリフに酔っていたいの
茨道の剣になって
私の行く道を他でもない私が認めて
好きになって痛いの
どうでもいい世間のことを
どうでもよくない目線が
何故かキラリと光ったの
そうかきっとこうだったのだ
目を覚まして見えた景色が
いつのことだって美しくさせる
それを狡いことだと謳わないで
普遍化することに慣れ親しんでる
私は私だけだと知ってしまった
恥ずかしい過去もメイクも
四畳半の宝箱の中で
等身大に合わなくなった
誰にも奪われない愛おしいモノ
映画のセリフに救われていたの
沢山の傷口を塞いだ
私の行く道を他でもない私が認めた
好きになって良かった
どうでもいい世間のことを
どうでもよくない愛が
美しく輝いて燃えたの
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