M１に出た話。

（表紙引用：https://yofukashi-now.com/archives/2868）

僕はお笑いが大好きだ。

というのも
周りがウルトラマンを見ている中、僕はアホアホマンを見て育った（「ごっつええ感じ」のビデオを小さい時から見させられていた）。

中高が男子校ということもあり、笑いに飢えていた青春時代を送ったこともあろう、無類のお笑い好きだ。

きっかけ

２年前のことだろう、お互い二浪をした高校の同期とスシローに行った。

「また試験しくじったわ。。。時間が足りなかったわ。。。」

「いやいやまた？？　
だから優先順位つけて勉強しないとって言ったじゃん！
二浪の原因はそれだろ？？」

「いやいやお前もだからな。」

「笑（二人とも）」

みたいな話をした。

だがお金も無いので３皿のみ食べて帰っていた時のことだ。


あまりにお金がないので

「二人で金儲けしない？」という話になった。

普通なら時給のいいバイトや投資、ビジネスを考えるであろう、

僕らが考えたのは

「指名手配犯の懸賞金」か「M１の優勝金」であった。

というのもどちらも「一攫千金でカッコよくて男っぽい」、という理由からだった。

真剣にその二択を考えた挙句、

「M１」を選択した。

ノリと勢いが売りの自分だ。ネットで調べ申込書を印刷して提出した。

本番までの準備

出場することを決めてしまったからには
「賞金１０００万」を死ぬ気で取りに行かないと、という決断をした。

まずはコンビの写真だろう。

コンビの写真が面白くないとネタに影響が出る！！ということで

「真面目そうだけどどこか面白い写真」を目標に時間かけて撮った。


これがその時のコンビ宣材写真。

次だ。

「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」から来ている。

ということで「漫才研究」にふけった。

相方とyoutubeで載っている漫才をひたすら漁る毎日。

「ここがちゃうな。」
「ここの落としはやっぱり超一流だわ！」
「掴みのタイミングはここらへんで入れるんだわ！」
一丁前に語り合った。

ここもだいぶ時間をかけた。研究しまくった。

そして次。

売れるのに大事なのは「コンビ名」だ。

そのため、コンビ名もめちゃくちゃ考えた。

「ん」がつくと売れる都市伝説、

あとは
「し」がつくのが実は売れるという松本人志の説。　

それで
みんなが知っているものでかっこいい名前がいいなと考えた結果

「わがらし」で決定。

「し」もついているし、日本ぽいし、覚えやすいし、
その当時人気な「和牛」とか「銀シャリ」みたいな食べ物だし、
「我がらしい＝オリジナルだぞ！！」というような意味合いも込めて。

そしてこんな感じに。

だいぶ時間をかけたからだろう、とっても満足のいく「コンビ名」になれた。

で、これから肝心な「ネタ」を作ろう！！となった。

しかし、、、、、

あれ？？？本番までの時間が全くない。。。。。。

結果は　

一回戦敗退です。。。。

さすが二浪コンビ。

またまた、やらかしました。。。。。

残りの時間を逆算して優先順位をつけることは大事。

次回「わがらし」は懸賞金目指して一攫千金狙います。

乞うご期待。

ここで筆を置く。

Keitaro.