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知らんけど。


2023年4月11日。

ぼくはポーランドの首都、ワルシャワ行きの航空券を買った。

ジョージアでのお家の契約は4月20日まで。
遅くとも前の週の金曜日にあたる、4月14日までには決めようと思っていた。

ぼくの直感が、「その日まで待て!」と言っていた。

しかし、航空券は日にちが近づくにつれて価格が上がる傾向にある。
好奇心で色々調べて、安い航空券を見つけてしまった私は、予定の3日前に買ってしまった。


翌日。

急に友達からお誘いがありご飯を食べた。

『(ジョージアの)クタイシよかったよ!空気も綺麗だし、気に入ると思うよ!』

航空券を買ったことを少し後悔した。
次の僕の目的地は、クタイシだったんだと、そう思った。

特にいま稼ぎもないので、約2万円弱する航空券を捨てる勇気は僕にはなかった。

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ワルシャワに着いて、3日が経過しようとしている。

この選択が正解かどうかはわからない。
ただいくつか気づいたことがある。


一つ目は、モデル級の可愛い人がびっくりするほど多い。
街歩きをしているだけで心の底から楽しかった。

”僕の選択は間違いではなかった”と本気で思った。


二つ目は、ウクライナ人が多い。
地理的に近く、文化的にも似ているポーランドとウクライナ。

ポーランドの方が経済的な機会に恵まれているかつ、教育の質が高い。

戦争が起こる前から、ウクライナ人にとって、ポーランドは魅力的な移住先だったようだ。


「そういえば、ジョージアでウクライナ人、見かけなかったな。」


旅をすることの意味


世界一周をしたところで何も変わらない

自分探しの旅をする、とか言ってもそんなのは見つからない。

このような意見を一度は聞いたことはあると思う。

僕も最近までそう思っていた。

しかし、色々な国を訪れることで、
比較対象が増えたり、新しい発見があったり、自分のなかの常識が壊される。

それらを経験することで、寛容になれたり、自分の意見を持って話ができる。

自分の人格・常識が破壊と生成を繰り返し、深みが生まれるのだ。

海外旅行だけがすべてではない。

国内旅行でも、高級ホテルに泊まったり、行ったことのない場所を訪れることによって、新しい気づきを得られる。

ただそれは、x軸とy軸の、2次元的な伸びしろしかないように思える。

海外に出ると、途端にz軸が現れ、3次元の世界が待っている。

思いもよらない自分と出逢える。


海外にいる自分かっこいい。海外に出ることが正義だ。

みたいな主張は全然したくないし、さらさら思ってもいない。
伝えたいことは他にあって書き始めたんだけど、

そんな感じになっちゃった。笑


ただまあ、手っ取り早く自分の殻を壊したい人にはいいかもしれない。

あなたもポーランドに来ませんか?

そのときには私はいないかもしれないけど、

絶世の美女があなたを待っています。



知らんけど。



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