見出し画像

努力は報われないが、やる価値はある。《正しい承認欲求の在り方》

他者承認ではなく、自己承認する為の話し



■努力は必ずしも報われない



あなたは努力は必ず報われると信じていますか?


Yesと答えるそこのあなたは
さぞかし心が綺麗で美しい事だろうと思います。


ボクもそんな美しい心を保って
生きていきたかったなぁと思います。




ボクの最終結論は、努力は報われず、才能を持つ者にしか天使は微笑まないという所に落ち着きました。



冒頭から女型の巨人が襲来した時の様な絶望感を味合わせてしまい、申し訳ございません。


しかし、よく考えればそりゃそうですよ。
社会の仕組みを今一度、考えてみてください。


この世には成功者の方が圧倒的に少ないです。




世界の富の76%は、上位10%の人間が独占していると言われています。


つまり、我々は残りの26%をアンパンマンが顔を分け与える様に分配するしかないのです。

しかも、残りの26%すら富裕層がほとんど持っていくので、我々の様なみすぼらしい貧者には残飯しか残っていません。



つまり大多数の人間は、残飯処理係として人生を終える事が決定づけられているのです。





この様に、資本主義社会とは全く平等ではない世界なのです。



この世界観を頭に入れた上で改めて冒頭の質問に立ち返ってみてください。

あなたは努力は必ず報われると言い切れますでしょうか?




もしかしたら、考えが変わった方もいるかもしれませんね。そうなのです。

そもそも成功者には数に限りがあるのです。




そして、更なる追い討ちをかけると、努力を積み重ねても才能があるヤツには、ほぼ勝てません。



実況パワフルプロ野球』というゲームに
例えてみましょう。


このゲームでは、サクセスモードというのがあり、オリジナルの選手をゲーム内で育て上げる事ができますが、このオリジナルの選手、サクセスを始めた瞬間にパラメータに差があります。



打撃力や守備力、走力などが初めから優秀な選手が存在します。これが才能の違いです。


さらにダイジョーブ博士というキャラクターから人体改造を受け、成功すればパラメータがグンとあがります。

ここでの実験が成功した人材大谷翔平、
藤井聡太を始めとする天才たち
です。


残酷な事に、初めからパラメータが低く、ダイジョーブ博士の実験にも失敗してしまった存在が我々の様な貧者です。



残念ながら、我々の様な貧者がどれだけ頑張っても、初期パラメータが高く、ダイジョーブ博士の実験にも成功している様な強者に勝てる未来はありません。

パワプロをプレイした事がある方は、
この点には深く頷く事ができると思います。




成功者は努力は必ず報われると言いがちです。


しかし、それはそもそもパラメータの高い人間たちの戯言に過ぎません。



成功者の言葉を完全に鵜呑みにして、高みを目指しても、それは井の中の蛙が必死に鳴き声をあげるのみで、井戸の中を反響したゲロゲーロという声をかろうじて聴き取れる人間が1人か2人いるだけです。



大きな夢は、想い描かないのが吉だと思います。


資本主義社会はその構造上、ほとんどの人間に
『成功』という道を用意できません。

そもそもが無理ゲーなのです。




■それでも努力する意味はある



しかし、努力はしてください。
やめないでください。



前項を読んで、不貞腐れてしまった方がいたら、すみません。

勘違いしてほしくはないのは、ボクは努力が無意味だとは言っていないという事です。



努力は何よりも尊く美しい事であると
ボクは思っています。


努力しない人間には、衰退しかありません。



上を目指す事で、人間に活力が宿り、生き甲斐を見い出し、明日を走り抜く脚力が付与されるのです。

だから、努力は絶えず行わなければなりません。




話が違うじゃないか!』と思った方も
いるかもしれません。


しかし、ボクは努力は必ずしも報われる訳ではないと言いたいだけなのです。


『成功者になろうとはしないでください!』
と言いたいのです。


輝ける明度には限界があるという現実を
残酷にも突き付けたいだけなのです。


しかし、その現実を知った時、人は新しい輝きを体内に宿すという事も知ってほしいのです。


社会一般的には成功していないけれど、自分という中心軸に視点を落とした時に、努力して少しでも高みに上がれたという実感はたいへんな喜びに変わります。


重要なのは、他者承認を求めるのではなく、
自己承認する
という点です。


簡単にいえば、
他人と比べるな!』という事ですよね。


才能のないあなたが才能のある人間に勝てるはずがありません。



■大器晩成はあり得る


しかし、途方もない時間を労して、コツコツとやり続けると自分が磨かれていく様に満足を感じられますし、ほとんど不可能ですが、天才の牙城を崩せる可能性も出てくるでしょう。


尋常でない時間がかかりますが、20年、30年と続けていると、日の目を浴びる事もあるかもしれません。


大器晩成』という言葉は、個人的にとても好きです。


才能がなくても、『シワシワで頭のてっぺんまで禿げあがったジジイになった時に成功すればイイや!』という目標であれば、

凡人でも成功する確率はぐんと上がります。



一説には、大器晩成型の人の方が後々、大きな功績を残しがちであるという話しもよく聞きます。


全世界で20億人の信者をもつキリスト教の教祖であるイエス・キリストは、30歳まで身分が低い大工さんでした。そこからの超快進撃です。


■他者承認はやめる


凡人の世界では永遠に思える様な長い旅路の中、足を止める事なく突き進み続けた人にのみ、勝利の祝杯が振る舞われるのだと思います。


これは、生半な覚悟では成り立ちません。



人は他者からの賞賛が得られないと、物事を続けられない弱き生き物なので、信念をもって持続する事は極めて困難だからです。


ボク自身もまったく成果をあげられておらず
一時期は疲弊しきっていました。


成果のないまま、早10年ほどネット界に様々なコンテンツを打ち出し続けておりますが、賞賛がないままにやり続けるのは過酷で残酷です。


血反吐を吐く様な想いをして、コンテンツを生み出しても、才能がないので、誰にも認められないのですから、心に悪魔が巣食うのは必然と言っても良いでしょう。


しかし、成果を求め、いいね数に一喜一憂する自分を遠目から見た時に、『そういう事じゃねーだろ!!』と強く思いました。


ボクは承認欲求の犬になっていた事に気づきました。


メタ認知が進むと、それがボクにどんな結末をもたらすのかにも気づけました。


その先にあるのは精神的な死でした。




勝てない試合で勝とうとすれば、そりゃそうなります。だから、ボクはいいね数を気にするのをやめました。



他者から承認を得ようとするのでなく、自分から自分へ成長の見合った喜びを与えるのが一番合理的であると気づいたのです。



ご清聴して頂き、ありがとうございました。


夢を叶えようとしている方に冷水を浴びせかける結果となってしまっていたら、すみません。



ボクはこの様な考え方の持ち主なので、成功を掴む事は半ば諦めかけていますが、今後とも自分自身の成長戦略のためにコンテンツを打ち出し続けていきます。



他者承認をやめたとはいえ、ボクもたまには他者から承認されたいという欲は根底に隠し持っているので、


もしこの記事が為になったという方は、この記事の↓巻末↓から金銭的サポートをしてくだされば幸いです。みなさんからの応援がブログを書く活力に変わります。



最後にボクが打ち込んでいるコンテンツを紹介します。ぜひ、チェックしてみてくださいねー!


🔹エレクトロ音楽🔹
※Spotify等で、ストリーミング配信中!!


🔹ヘンテコ油絵🔹

Twitter →https://twitter.com/eheta_eheta

↓グッズ(SUZURI)


作曲、イラストのご依頼はTwitterまで!
※@5000円にてお受け致します!


🔹今月のオススメ書籍🔹

こちらの書籍は、オーディブルでも聴けます
入会後2ヶ月無料なので、お気軽にお試しください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?