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危険の高い状況を見分ける

多くの「ハイ・リスク」の状況があり、その状況は、あなたに再使用するかもしれないと思わせることもあります。次の、一般的な再使用の要因と考えられているもののリストをもう一度振り返り、これらのどれかが、あなたのリカバリーの継続を止める可能性があるかどうかを確かめてみるよい助けになるかもしれません。

あなたの「ハイ・リスク」となりえる再使用の要因がわかったら、これらの状況を、アルコールや薬物を使わずに対処する助けとなるような「再使用防止の戦略」の計画を始めることができます。

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以下は、他のアルコール・薬物依存者、調査研究、専門家、カウンセラーやセラピストなどによって確認された、ハイ・リスクの要因のリストです。

 否定的な感情、態度、思考、行動
 怒りの表現の問題(例えば、怒りを心の内側に押さえ込んで溜め込む、不適切に、あるいは暴力的に怒りを表現する)
 不安や緊張
 退屈、あるいは建設的な余暇への興味の欠乏
 否認(アルコール・薬物依存だけではない)
 鬱
 極端な、あるいは衝動的な行動(たとえば、ギャンブルをしすぎる、過食、お金を使いすぎる、過重労働、過剰なセックス)
 疲労や過労
 不合理に思える恐怖
 無力感、絶望感
 罪悪感
 「リカバリープラン」に対する焦り(ものごとの進みぐあいが十分に早くない、待てないなど)
 人生の意味の欠乏(何事も大切には思えない)
 孤独、あるいは自分を他者から孤立させること
 クリーンやシラフでいることに対する過剰な自信(「これについては完全に克服した」、「アルコールや薬物は二度と使わない」など)
 つらい思い出(たとえば、震災体験、愛する誰かの死、あるいは問題のある家庭に育った経験、など)
 アルコールや薬物への固執
 他者への憤り
 自己憐憫

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