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続・保健室登校できないのー?

長女は中3になりましたが、中1の終わりから不登校になり、その後、いろんな事がありました。私立の中高一貫校に在籍していますが、この度、公立への転校について、少し前向きになってきました。ただ、条件は保健室登校。これが可能かどうか、地元の学校のスクールカウンセラーに探りを入れると、厳しい返答でした。

以前の記事では、その時の様子を投稿させていただきました。

で、昨日、直接校長に会って、土下座する覚悟で話をしてきました。旦那は仕事でどうしても行けない、とのことで、私、1人で行って参りました。

結果、

可能。むしろ、すでに、体勢は整っている。との事。

先輩校長の圧力のおかげ(前回の記事に登場する区役所の方です)か、頭の堅い生徒専任が3月末で異動になったおかげか。

あのねぇ、、校長先生が、めちゃくちゃいい人。3月に次女の件でお話をした時も、校長先生の印象だけは良かったのですが、本当にいい人だった。

とっぷり1時間半お話しさせて頂きました。

保健室登校と言っても実際には「別室登校」で、保健室ではなく、校長室の近くの空き部屋を使用という事でした。保健室はやはり、病気や怪我の生徒のためにあるので、コロナの影響もあるので、その辺はご理解ください、とのことでした。

これは、長女にも納得してもらわないとな。

ただ、その部屋は、裏口から一番近い部屋で、誰にも合わずに登下校ができるというメリットがあるそう。

お〜、それはそれでいいじゃん。

それから地味に私が気にしていた出席簿。これって、更新されたらみんなにバレるじゃん?と思っていたんですが、、、

まず、転校生の出席番号は、一番最後に追加する形で統一されていて、長女の名前が入った出席簿を配るも配らないも、長女の希望に合わせる、との事。

何と。物分かりのいい。小学校の時の友達がたくさんいるからねぇ、、、公立は。
知られてもいい子とそうでない子もいるでしょう。。

しかし、別室登校専任の人材がいる訳ではないから、基本的に担任が空いている時間に、プリントを持って行ったり、お知らせを持って行ったり、話をしたりする感じらしい。(現在、週に1回だけ何とか来てる子がいて、その子はそんな感じ)

プリントはやってもいいし、やらなくてもいいし。もし、やるとなって、わからないところがあれば、その時に空いている先生が教える、ということになりそうだ、という事。だから、常に同じ先生が見るという感じではないらしい。

ま、それは仕方ない。さすがに、いつ来るかわからない子のために、1人配置するのは難しいでしょう。

テストは、別室で受けることもできるし、自宅で受けることもできるし、受けなくてもいいし。自宅でやる場合、色々とあるかもしれませんが、そこはね、まぁ。。笑 みたいな感じでした。

え。自宅でも出来んの?っていうか、信用しているのかな、生徒を。

あとは、いつ来てもいいし、帰りたくなったら帰ったらいいし。勉強したくなったらすればいいし、したくなかったら、好きな事して過ごしてもいいし。

校長先生は、長女が「学校へ来て話をしたい」と言う事も、実際そうする事も、ものすごく勇気のいる事だと思うから、ぜひ、何とか力になりたいと思います、と。。本当に、お母さんも大変でしたね。と言ってくれました。

泣きそうになったわ。。

それから、長女が私立の学校を退学する事について迷いがあるなら、退学しないで、とりあえず、公立へお試し登校してみて、それから決めたっていいですよ、って。

まじで〜〜?そんなに懐広いの?

発達障害の事もかなり理解されていて、きっと、長女さんは、

一つ一つ理由がわかって、納得しながら進みたいタイプなのかな、と思います。
だから、私のところへ話を聞きに来たら、ちゃんとお話ししたいと思います、と。
いつでも待ってますから、絶対にこの学校に来てくれたら、長女さんの居場所はありますから、と仰ってくださいました。

あ〜ぁ、受験なんてしないで最初からここに入っていれば、良かったな〜。
・・・とは言いたくないので、思わないようにしますが。

まー、そんな訳で、これなら安心して長女を校長と会わせることができるな〜と思いました。

校長先生とは長女のことを話した後も、いろんな話をさせて頂いて、校長先生の考え方や、人となりを知ることができました。

なかなか出会えないいい先生でした。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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