学校事務の身だしなみに正解はある?
学校の先生といえばジャージ!
公務員といえばスーツ!
学校事務といえば…?
授業や部活動を受け持つ先生がジャージで過ごすことが当たり前の学校において、事務職員はどのような身だしなみでいるべきか迷いませんか?
髪を染めたり私服で勤務したりすることはできないものか…?
実際に勤めている学校事務職員がどのような服装・髪型なのか、どこまでの服装・髪型なら大丈夫なのか、僕の実体験を基にお伝えします。
公務員の服務規程に身だしなみに関する項目はない
身だしなみに関する規則を設けている民間企業の多くが「就業規則」「服務規程」などに定めています。特に、宿泊業・サービス業・金融保険業には身だしなみに関する規則を明記している企業が多いようです。
公務員には各自治体の条例で「○○市職員服務規程」として職員の服務が定められています。
その服務規程の中には身だしなみに関する項目がありません。
つまりどのような格好であろうと大丈夫なのです。
条例に従う公務員ならばそれで全てのはず…。
しかし、ネットの情報では「公務員であるなら就業規則がなくとも、良識の範囲内の服装・髪型」とお決まりのパターンの回答しかありません。
「良識の範囲内」ってなんですか?
僕の知的好奇心がうずきます。
良識の範囲を測ってみる
気になったことは調べてみないと気が収まらない僕は、服装・髪型どこまでなら大丈夫なのか、実際にやってみて調べることに。
その際のルールは一つ「管理職に注意されたらやめる」
服装チャレンジ
普段はスーツを着ている僕ですが、手始めにジャージを着て過ごしてみることに。
管理職「ジャージ珍しいね。今日何かあるの?」
とんとん「スーツだと汚れちゃうこと多いんで、しばらくジャージにしてみようかとおもってます。」
管理職「そっか。ジャージ動きやすいもんね!」
ジャージ クリア!
先生たちもジャージ姿が多いので違和感なく過ごせました。
実際物品を運ぶときにスーツが汚れることが多いので、ジャージだと助かります。
続いては私服。
管理職「今日は雰囲気違うね。その服装もいいじゃん。」
とんとん「勤務後に用事があるので、私服で来ました。」
管理職「じゃあ早く帰らなきゃね!頑張って~」
私服 クリア!
派手な私服を持っていないのでチャレンジとしては弱かったですが、私服での勤務も問題なさそうです。
続いては短パン・Tシャツ・サンダル。
カジュアル過ぎる格好はタブーといわれる中、カジュアルさMAXでのチャレンジ。
管理職「とんとんさん、その格好は…」
とんとん(ついに注意されるか…!)「スーツ暑いんで動きやすい格好にしました。」
管理職「最近は本当に暑くて困っちゃうよ。熱中症には気をつけてね~」
短パン・Tシャツ・サンダル クリア!
良識の範囲もさすがの猛暑には敵いません。夏場は先生たちも短パン・Tシャツの人が多いのでカジュアルな格好でも何か言われることはほとんどないです。
学校という特殊な勤務環境のため、服装に関してはあまりうるさくはなさそうです。
では髪型はどうでしょう。
髪型チャレンジ
本当は金髪やドレッドヘアーなど強めのチャレンジをしたいところでしたが、僕個人として金髪やドレッドヘアーにしたいわけではないため断念。
唯一チャレンジできそうであった「ロン毛」にチャレンジしてみることに。
やってみて気づいたのは、髪が伸びるスピードがゆっくりのため、あまり変化を指摘されることがありません。いつまで続けるんだ…という後悔とドライヤーの時間だけが積もっていきます。
1年半におよぶ長き戦い(前髪がうっとうしい)を経て、その時がやってきました。
管理職「とんちゃんそろそろ髪切ったら?長すぎじゃない?」
とんとん「はい!よろこんで!」
最終的には肩甲骨くらいまでのロン毛でした。
結果として「入学式の時になんかロン毛の先生がいるってびっくりしました」と子どもに覚えてもらえたり、「あ~、あのロン毛の兄ちゃんね」と地域の方にも覚えてもらえたりと、人々の記憶には刻まれました(いい意味かは置いといて)。
ほとんどの事務職員はフツーの身だしなみ
実際に勤めている事務職員のほとんどは一般的な格好です。
男性だと、スーツか落ち着いた私服。髪は黒色。
女性はスーツの方はほとんどおらず、落ち着いた私服。少し明るい茶髪くらいまで。
先ほどチャレンジした身だしなみで勤務している人はごく少数です。
伝え聞く伝説には、ランニングシャツで出張に出席していた方とか、
紫の髪にゴスロリ系ファッションで勤務していた方がいたとか…
どこまでチャレンジするかは本人次第です。
初日から目立つ格好で出勤するのはオススメしませんが、慣れてきたら自分のお気に入りのスタイルで出勤してみましょう。
回りの目が気になるのは最初のうちだけです。
金髪、ドレッドヘアーにチャレンジされた方はご報告お待ちしてます!
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