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ロジカルシンキングのオススメ本5選

就活の選考では、グループディスカッションや面接がありますよね。

この選考の中で、基礎スキルとして求められるのが「ロジカルシンキング」というスキルです。

でも、このロジカルシンキング、学校で教えられることもないのに、社会に出てから必須スキルなんですよね。意味わかんな!!

僕は今でこそロジカルモンスターみたいなフリをして仕事をしていますが、実際は全然そんなことなくて、むしろロジカルの真逆で生きています。そのため僕のロジカルシンキングは全部後天的なんですよねw

そこで今回は、僕も実際に読んでロジカルシンキングを身に着けるときに役立った本を5冊紹介します。就活生は、この中から自分に合いそうなものを探して、最低1冊は読んでみるのがオススメ!

では早速見てみましょう!

ロジカルシンキングとは

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ロジカルシンキングについて、Wikipediaでは以下のような説明がありました。

ロジカルシンキング(logical thinking)とは、
一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のこと
(出典:Wikipedia)

分かりやすいような、分かりにくいような...

僕なりに簡単に説明すると、
ロジカルシンキングとは「客観的に納得できる考え方・説明方法のこと」です。

「ロジカルシンキングと言えばコンサル!」というイメージがありますが、本当にその通りで、ロジカルシンキングができないと困ったことになります。

なぜ就活でロジカルシンキングが必要か

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上にも書きましたが、ビジネスの場では、しばしば「客観的に物事を言える能力」が求められます。

あなたが「うちの製品は世界一良いものですよ!」と熱く語っても、お客さんは客観的に判断して、最も良いものを買うはずですよね。

つまり、あなたがお客さんの信頼を獲得するためにも、自分だけの思い込みや感情ではなく、様々な方面から比較した論理的な説明が求められるということです。

同様に、就活の面接でも客観性と論理的な説明が必要です。

あなた自身が『客観的に考えて自分を採用すべきで、その理由は〜』ということを語れれば、面接官も「たしかにそうだな」と思うはずです。

この自分自身を採用すべきだと面接官を説得する際に必要なのが、ロジカルシンキングなんです。

ロジカルシンキングは学ぶ機会がない

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ロジカルシンキングは、就活だけでなくビジネスの現場含めて、非常に必要とされていることが分かったかと思います。

しかし、このロジカルシンキングを学校で習ったりする機会はないですよね。たまに大学の授業であるくらいです。

そこに課題を感じた多くの先人が、ロジカルシンキングに関する本を多数執筆してくれています。

このように書籍が多く出版されているということは、売れている(=みんなが大事だと思っている)ということです。

ロジカルシンキングはツールですからね、学んで使うことで身につけることができます。

さっそく、数々ロジカルシンキングの本の中からオススメの5冊を紹介します!

ロジカルシンキングのオススメ本5選

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1冊目:世界一やさしい問題解決の授業

世界最高峰のコンサルティング会社で学んだ問題解決の考え方を中高生にもわかるように解説。学校では教えてくれない考える力のトレーニング

この本は簡単な言葉で書かれているのが特徴です。本当に、中学生や高校生でも十分に理解できるような言葉・内容になっています。

だからと言って、内容が簡単なわけではなく、ロジカルシンキングに関するエッセンスが詰まっています。こういう本のように、分かりづらいものを分かりやすく書いてくれた本は、入門書としては最適です。

「ロジカルシンキングって何?」とか「地頭に自信がない」という人は、まず、この本から始めるのがおすすめ!

2冊目:考える技術・書く技術

著者はまず、多くの人がわかりやすい文章を書けないのは、論理構造に問題があるからだ、と指摘する。その上で自らが考案した「ピラミッド原則」と呼ばれる考え方を提示し、物事を上手に論理立てて述べるテクニックを伝授していく。序文で人の注意を引きつけるにはどうすればいいか、相手を説得するのにどんなロジックを用いればいいか、問題点をどうやってまとめればいいか…。文章について人々が抱くさまざまな疑問点について、それぞれ適切なフレームワークを用意している。サンプルとして用いられている事例が複雑でわかりにくいのは気になるが、その分実務でも応用可能な論理的思考の訓練ができる。

名著of名著。コンサルタントの中で、読んでいない人は居ないんじゃないかと思うレベルの本。

この本は、外資系コンサルティングファームの内定者が読むよう勧められることが多いです。某ファームでは、入社前の課題図書に設定されていて、全員が読むことになっています。

そのくらい、この本はロジカルシンキングを学びたい人の「基礎」となるようなポジションです。文章自体は難しくなく、分かりやすい言葉で書かれています。

その一方で、1回読んだだけで身につくようなものではないので、最低3周は読んで自分のスキルとして吸収しましょう。

参考ですが、この本はワークブックもあるので、個人でもアウトプットの機会を作ることができます。本気でロジカルシンキングを身に着けたい人は、ワークブックまでやることをオススメです!


3冊目:ロジカルシンキング教室

ロジカルシンキングに対して「小難しい」という苦手意識を持ち、敬遠している人は多い。しかし、これからのビジネス競争を生き抜くためには、「逃げ」は許されない。グローバル化による、文化や社会的背景の異なる人と仕事をする機会の増加。ビジネススピードの加速により、求められる素早い意識決定。競合他社にマネをされないような、ユニークなアイデア創出の必要性。今や、ロジカルシンキングはすべてのビジネスパーソンにとって必須のスキルである。「結論はYES/NOを明確にする」「『なぜなら』『だから』で考える」「事実か意見かを見極める」「局所でなく、全体を見て『モレ』をなくす」など、「理詰めで考える」ことでクリエイティブな発想や問題解決力、説得力が身につく1冊

あまり本を読む習慣がない人には、コンパクトなこの本がおすすめ。コンパクトなのに内容は充実していて、網羅性が高いのが特徴です。

どうしても抽象的になりがちなロジカルシンキングが、具体例を交えて分かりやすく書いてあります。大事なエッセンスは、この本に凝縮されているので、この本だけを完璧にするというのも良いと思いますよ!(コンサル志望なら、考える技術読んで欲しいけどw)

4冊目:ロジカル・プレゼンテーション

「提案の技術」というと、いかにも地味で専門的な印象を持たれるかもしれない。ところがどうして、現在のビジネスの現場で、これほど必要とされる能力はないといっても過言ではない。「提案の技術」がないゆえに、どれほど多くの「優れたプラン」が具現化されることなく消えていったことか。本書は、そうしたビジネス上の詰めの甘さを自覚し、提案を成功に導くための「技術」を明らかにしたものである。

この本は、小説がメインになっており、比較的平易な言葉で書かれているのに、内容も十分なものになっています。「ロジカルシンキングは何となく分かるよ!」という人は、この本から始めても良いかも。

「プレゼン?」と思われるかもしれませんが、自分を売り込むという意味では、就活でもこのロジカル・プレゼンテーションが必要です。ちなみに、この本は、就活のエントリーシートや面接の対策も出ていますので、就活生のにはこれもオススメ。

※新品の値段が表示されるけど、リンク先から中古本が1円で買えます。(執筆時)2020年度版ってなってるけど、22卒も23卒も使える内容。


5冊目:問題解決プロフェッショナル―思考と技術

「ゼロベース思考」「仮説思考」「MECE(ミッシー)」「ロジックツリー」など、 2つの思考、2つの技術、1つのプロセスを通じて、ビジネスの現場で問題解決を実践する方法を体系化。問題解決の基本的考え方はここにある。旧版のシンプルで明快な問題解決理論はそのままに、企業事例や演習課題を刷新。

個人的には、この5冊の中なら、この本が1番就活に役立つかなって思う。コンサル志望じゃないなら、これだけ読めば良いかも。

というのも、内容が「ゼロベース思考」「仮説思考」「MECE(ミーシー)」「ロジックツリー」がメインになっていて、これで就活は十分に戦えるからです。

とはいえ、少し読みごたえがあるので、何回も読んで自分のものにしましょう。最初から全部を理解しようと思ったら、ほぼ挫折します。w

外資コンサルのインターンで、この本の例題を使用していることもあるくらい、コンサル業界では名の通った本です。

就活でロジカルシンキングを使って内定しよう!

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ロジカルシンキングは、就活だけでなく、その先の社会人人生にとっても必須のスキルになるので、いま学んでおいて絶対に損をしないです。

繰り返しになりますが、ロジカルシンキングは、グループディスカッションや面接で必要となる能力なので、周りの就活生と一緒に買って一緒に読むとかもおすすめ。

ぜひ、早いうちから取り組んで、他の就活生と差をつけてくださいね!

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