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「良品計画」みんなと、共に生きる近代市民

あらゆるモノコトの裏側を想像する世界ストーリー図鑑とは、人、企業、業界、プロダクト、国、地域など、あらゆるモノ、コトの裏側を流れる物語(ストーリー)をセルフストーリーチャートを使って分析するマガジンです。

こんにちは、長谷川です!
世界ストーリー図鑑の第12段は、MUJIを運営する良品計画です!良品計画を好青年に擬人化し、どんなストーリーを持っているのか分析していきます!

良品計画く

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株式会社良品計画は、無印良品やMUJIブランドの小売店舗・商品開発と製造・販売を展開する専門小売企業である。(wikipedia)

良品計画のストーリー

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足るを知る、自我が溶ける「反体制(アンチブランド)商品」

西友のプライベートブランドとして、発足した無印良品。発足した背景には、商品にブランド名が付くだけで価格が上昇する現象に、ブランド当時セゾングループ代表だった堤清二氏が疑問を持ち、ブランドを与えない事で価格を抑える方が消費者に喜ばれると考えたことがキッカケだったそうです。
ブランドに頼った高価格商品ではなく、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくる。そのために、素材を見直し、生産工程の手間を省き、包装を簡略にし、シンプルで美しい商品として長く人々から愛されるように。そういった開発思想を持っています。無印の商品って、一見どこにでもありそう。それでいて、商品を、使ったり、着たり、食べると、離れらなくなる。結果として、無印の商品は唯一無二な存在のブランドになったんだと思います。

人の内面と自然の調和

無印のホームページに出ているメッセージや記事には、よく「地球」「自然」「生活」というキーワードが出てきます。キーワードに関連してよく出てくることが、地球と、住んでいる人間や同居している自然との調和。地球規模で人類はどうあるべきか、どう共生していくのかを常に考えていることがみて取れます。そして、それこそが、経済成長をしていった先に人類が到達する近代市民ではないかと思います。(堤さんは近代市民を増やすという理念で西友やセゾンを経営していたそうです)
 これは、無印の特徴に現れていると思います。無印良品のお店ってどこか入りやすくて居心地がよくないですか?銀座に立ち並ぶ高級ブランド店のような人を選ぶような雰囲気は全くなく、実家に帰ってきたようなそんな居心地の良さがお店にはある気がします。他にも、無印のTシャツが国籍、年齢、性別かかわらず、似合ったり。こういった特徴は、大きな地球規模から考えられた大きな受け皿、大きな受容力からくるのかなと思いました。

ディスカッションの様子はこちら!

特徴を表すパターンと役割分担

紙幅の関係で、省略しますが、他の特徴も書いておきます。

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役割分担とは、3人以上の人間が集まった時、基本的に自分が取りがちな人間関係での役割

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パターンとは、人生の中で何度も起きる同じような結果をもたらすプロセス(過程)のこと。本人にはデジャビュ(以前に同じ事が起きたような感じ方)のように感じられ、想定した通りの結果になる一連の経験。

参考文献

企業ページ
https://ja.wikipedia.org/wiki/良品計画
堤清二は「多才だから破滅した」
地球規模の無印良品

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