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BRIDGEというゲームのこと(2)

東京ゲームメイカーズのハイパー西田です!

わーわー

西田の発案した、BRIDGEというゲームの制作過程です。

前回までの話は、マガジンに纏めてますので、ぜひ御覧ください!

このゲームは、「縦横斜めに盤の端から端まで、駒を連続でおいたら勝ち」というルールです。「5目並べ」「まるばつ」「ビンゴ」みたいな感じです。


時間をかけずにモックを作るには?

あんまり時間をかけても意味が無いので、今回は、なるべくかんたんに(短時間に)作れるよう工夫しました。

まず最初に、しんどうさんのスマフォが何か聞きました。西田と同じ機種(iPhone)だったので、ホッとしました。たくさんの画面サイズに対応しなくて良くなったのは朗報です。

次に、開発環境ですが、Webで作ることにしました。そうすれば、Androidの人も遊べるし、facebookなどでシェアして遊んでもらえると考えたからです。

実際、この作戦はうまくいき、たくさんの皆さんに遊んでもらえました!

実装する機能、実装しない機能を分ける

実装にあたって、「実装する機能」「実装しない機能」「絵だけ作る」の3個に分けました。

モックなので、すべての機能を実装する必要はありませんが、最低限の機能は実装しないと、魅力が伝わりません。

そこで、「タイトル画面」「コンピューター対戦」「二人対戦」については、実装することにして、「クリアするとコンピューターのレベルがあがる」といったやりこみ要素は「絵だけ作る」ことにしました。あと、エフェクトや音楽は容量の都合もあり止めることにしました。

タイトル画面の重要性

モックを作るにあたり、まずはタイトル画面から作成しました。ゲーム開始までの「間」がほしかったのと、ゲームのルールを説明したかったからです。

ルール説明の画像も工夫をしました。

上が初期デザイン、下が最終デザインです。赤のコマが勝ってるのが分かるように背景色に色を付けると同時に、青のコマを「この置き方では勝ちにならない。」という説明のために置いています。

文章による説明を避けたことで、最初に遊ぶ人が最低限のルールだけで遊べますし。一度遊んだ人がタイトル画面に戻った時に「この置き方はダメなんだ。」と思ってくれるような作りにしています。

あくまでも、補足情報なので、気が付かなくても差し支えはありません。

このように、タイトル画面を作ることで、説明を読んで、ワクワクしてもらうのと同時に、いきなりゲームがはじまるのではなく、タイトル画面を挟んだ「間」が発生することにより、ゲームの完成度が上がったと思います。

完成したBridgeのモックはこちらです。いちおう遊べるので、まだの方はあそんでみてください!

Bridge

http://bridge.tonosamart.com/


続きます。

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