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存在しない漫画『グッドリフト猛』1巻~20巻まとめ

『グッドリフト猛』第1巻
〜たった一本の鉄の棒との出会い

この世界の本質は無駄と虚無である
─15歳にしてこの世全てに絶望してしまった青年、刃和山猛(ぱわやまたける)。
たった一本の鉄の棒との出会いが、『終わった』はずの彼の人生を再び動かし始める。
鉄と汗が織り成す、青春パワーリフティング漫画始動!!

『グッドリフト猛』第2巻
〜『スクワットをしろ』

『人生の選択肢は無数にあり、絶対は存在しない。スクワットをしなければならないという選択を除いて』
パワーフォースジムへの入会を果たした猛に待ち構えていたのは、スクワットの洗礼だった。
押し寄せる圧倒的重力、際限なく上昇する心拍。猛の命運やいかに!?

『グッドリフト猛』第3巻
〜僕と重機とOJT

その体は人と呼ぶには余りにも大きく、その力は人と呼ぶには余りにも強すぎた。
パワーフォースジム最強のプレッサー『Mr.重機』こと『押田・ジャック・テイラー』が、遂に猛と会合する。
OJTによる究極のベンチプレスOJTが今始まる。唸れ大胸筋!!吼えろ三頭筋!!

『グッドリフト猛』第4巻
〜怪力お嬢様挙島李武子(あげしまりふこ)

いつもと違う時間にジムに行った猛は、可憐な美少女と出会う。
遂に春が来たのかと思ったのもつかの間、始まったのは『死』のリフトだった。猛は目にする、可憐な彼女の本当の姿を。フフフ、わたくしのリフトを目に焼き付けるが良いですわッ!!

『グッドリフト猛』第5巻
〜鉄棒町(てつぼうちょう)、町内大会開幕!!

BIG3の基礎の基礎を習得し、トレーニングに喜びを見出し始めたタケル。
彼の家に届いた物は、自身の名前が記載された見に覚えのない書類だった。
第25回鉄棒町パワーリフティング選手権大会エントリー表
タケルの命運やいかに!?

『グッドリフト猛』第6巻
〜絶望のバーズローデッド

タケルが町内大会で出会ったのは、中学時代にイジメを受けていた相手である『鬼流剛太郎(きりゅうごうたろう)』だった。
野球部出身の剛太郎による、強肩ベンチに圧倒されたタケルは、トラウマがフラッシュバックし、プラットフォームで立ち尽くしてしまうのだった。

『グッドリフト猛』第7巻
〜The good lift to get over the past

リフコのビンタとアンモニア水によって正気を取り戻したタケル。
剛太郎に勝つために彼が選択したのは、未習得のはずのワイドスタンスデッドリフトだった。失格と勝利を天秤に乗せた、最後の第三試技が始まる。運命のバーズローデッド!!

『グッドリフト猛』第8巻
〜その筋肉は何のために

剛太郎に勝利し平穏を取り戻したタケル。
町内大会6位入賞の噂を聞きつけ彼の元にやって来たのは、隣のクラスの人気者『肩桐厚矢(かたぎりあつや)』だった。
フィジーク選手の厚矢と筋肉の話で盛り上がるが、筋肉の使い方で意見が対立してしまう。

『グッドリフト猛』第9巻
〜夏が最も似合う男達

『本物の肉体美を見せてやるよ、細腕君』
厚矢の挑発を真に受け、彼の出場するフィジーク大会への観戦に向かうタケル。
チキンレッグを馬鹿にしてやろうと息巻くタケルだったが、彼がそこで目にしたのは、フィジーク選手の脅威のバルクだった。

『グッドリフト猛』第10巻
〜運命のファーストコール

フロント、サイド、バック。オーバーオール優勝を目指す厚矢の華麗なポーズが炸裂し、会場は歓声に包まれる。
ファーストコールに選出された厚矢は、優勝候補筆頭の久川と熾烈なセンター争いを繰り広げる!!
VシェイプのVはVICTORYのV!!

『グッドリフト猛』第11巻
〜残酷なVシェイプ

バルクと絞り、この日のために厚矢が拵えた2点の仕上がりは、チャンピオン久川(ヒサカーワ)に引けをとっていなかったが、Vシェイプの差で2位となってしまう。
勝敗を分けたのは残酷なまでの骨格の差だった。泣き崩れる厚矢に対し、タケルがかけた言葉とは…

『グッドリフト猛』第12巻
〜新たなる仲間『肩桐厚矢』

『僕に評価基準は分からないけど、厚矢君の腹筋が一番カッコ良かったよ!!』
タケルの純粋な賞賛が、沈んだ厚矢の心に染み渡る。自身の体型がリフターに向いている事を教えられ、熱烈な勧誘を受けた厚矢は、葛藤の末に転向を決意する。

『グッドリフト猛』第13巻
〜響き渡る雷鳴(ライウェイ)

夏の訪れと共に、鉄棒町に台風マチョリーナが襲来し、町は未曾有の雷雨となる。トレーニングルーティンを崩すわけにはいかないタケルは、雷雨と暴風を掻い潜り、やっとの思いでジムに辿りついたが、そこには見知らぬ人影があった。カモンベイベー!!

『グッドリフト猛』第14巻
〜『CALL』OF HEAVY WEIGHT

小麦色の肌、太すぎる腕、デカすぎる胸、象のような脚。雨宿りついでにビジター利用でやって来たという男は、異常なバルクだった。
謎の男から台風が来てもトレーニングを辞めない姿勢を賞賛されるタケル。嵐を呼ぶ、二人の合トレが今、幕を開ける!!

『グッドリフト猛』第15巻
〜TOO MUCH LIGHT WEIGHT

それはタケルにとって絶望の始まりだった。
BPのPRはアームカールのおもちゃとなった。
SQのPRはミリタリープレスのウォーミングアップとなった。
得意のDLのPRは、ハングクリーンの餌食となり、挙句の果てにはジャークされ、無惨にもプラットフォームに投げ捨てられてしまう。
貧弱すぎるタケルを前に、謎の男が発した言葉とは…

『グッドリフト猛』第16巻
〜THE FIRST CALL MAN(選ばれし者)

全日本高校ボディビル選手権優勝折場炉仁(おりばろにー)
全日本高校ウエイトリフティング選手権優勝折場炉仁
そして、全日本高校パワーリフティング選手権優勝折場炉仁
その日タケルは知った。絶望的なバルクの差を、そして頂までの高い高い壁を…

『グッドリフト猛』第17巻
〜RIGHT WEIGHT

『お前なんかピーナッツ以外の何者でもねェ』
ロニーにかけられた言葉を思い出し、タケルの心は悔しさに満ちていた。
PR更新を目指し、1レップの無茶なトレーニングを繰り返すも、当然の如く重量は伸びない。焦りと苛立ちを募らせるタケルのために、厚矢が立ち上がる。


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