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食べて、感じて、考えた、エシカルの課題のレポート。

こんにちは、さわです♪

先日、OUR TeRaSuさん主催の「食べて、感じて、考える 『Food Up Cycle』〜ここから始めよう、食卓の輪〜」に行ってきましたのでそのレポートです。

「アップサイクル」とは?

最近ちらほら耳にする「アップサイクル」という言葉は知っていますか?
デニムの端切れから作ったポーチに出会って知ったこの単語。
改めて何?と思って調べてみました。

アップサイクルとは?
本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。
耐用年数を越えたソーラーパネルをテーブルとして利用したり、擦り切れたタイヤをカバンに作り変えたりと、アップサイクルは家具業界からファッション業界など、さまざまな業界で注目されている。

※東京都立産業技術大学院大学監修
https://ideasforgood.jp/glossary/upcycle/

平たく言うと「廃棄物を減らすこと」に貢献すること。
ごみ問題って深刻ですもんね。

イベントに行ってみた。

そんな「アップサイクル」と「食」をテーマにしたイベント。
大手企業が取り組み、身近な食卓とエシカルを繋げる提案とのことでどんなものが登場するのかワクワクしながら行ってきました。

トマトの茎や葉っぱから作ったジーンズ、
牛乳廃棄問題への取り組みからホエーの有効活用の提案、
え、まさかこれが?!という原料から作ったビール、
普段なら捨ててしまう殻から作ったクッキー、などなど。

研究員の方々のエシカルな開発への熱量がとってもステキでした。
エシカルビールを片手に、モッツアレラチーズをつまむ。
そんなよくある光景が、環境問題に貢献しているという心温まる時間を過ごしてまいりました。

そうなんですよ、エシカルって堅苦しかったり難しいことじゃなくって、ちょっとした日々の生活の中に取り入れられるものなんです。
これが当たり前になる、優しい世の中にしていきたいという想いとともに、、、

エシカルの課題

「エシカル」への取り組みの課題も感じるイベントでした。

と同時に感じた課題。それは、、、

エシカルなものに事業性が弱いこと

そのため、大手とはいえ、社内の部活とかCS向上としての取り組みになることが多いのが現実。
そりゃね、大量生産かつ安価だったり、使い心地にこだわっている利益重視の商材とは、価格や使い心地では勝負しにくい分野だもの。
むしろ、製造や原価が高くなりがちで、自然の力を活かすと気候や環境に影響を受けがちで、使い心地の良さと言うより使い方の工夫に取り組む分野ですもの。

だからこそ、自分以外の「みんな」への思いやりや配慮などの「想い」を大切にする価値観を伝えていくこと。
これが、エシカルに携わるもののミッションなわけです。

生産者や製造者、使った先の未来まで思いを馳せる「エシカルライフ」。
そんな社会のために、造り手の想いに感動でした。

さわ



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