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アニメーションスタジオ「トンコハウス」がnoteをはじめます

トンコハウスをご存じの方も、はじめましての方も、こんにちは!
トンコハウスは、ピクサーのアートディレクターだった堤大介とロバート・コンドウの二人が立ち上げた、アメリカと日本に拠点をもつアニメーションスタジオです。

トンコハウスの名前の由来は豚の「トン」と狐の「コ」。
アニメーションスタジオなのに「トンコスタジオ」ではなく「トンコハウス」にしたのは、

“家”のように人が出入りできて、“家”に来たら安心してそこに泊まってもらって、ここで力をつけたらまた違うところへ行く…。そんなことを自由にできる場があったら理想だね。

そんな想いを込めたから。

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堤大介とロバート・コンドウは、ピクサー時代から「トイ・ストーリー3」「モンスターズ・ユニバーシティ」など大ヒット作のプロジェクトチームで働く仲間でした。
ピクサーで働くかわたら、二人で作った最初の作品が短編「ダム・キーパー」。

初監督作品「ダム・キーパー」は、2015年米国アカデミー賞短編アニメーション部門にもノミネートされ、世界各地の映画祭でも20以上の賞を受賞。

その作品を原作に作られた「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」は2017年8月からHuluオリジナル作品として配信、その後NHKでも放送され、日本でもたくさんの方に観ていただくことができました。

さらに、映画プロデューサー・川村元気氏と、イラストレーター・益子悠紀氏による絵本が原作の「ムーム」は、フルCG短編アニメーション作品。こちらも、世界の国際映画祭で32の賞を受賞しています。

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昨年、トンコハウスにとってとてもビッグなプロジェクトが3つありました。
その一つは、20世紀FOXアニメーションと進めていた「ダム・キーパー」のCG長編アニメーションのプロジェクト。
「ダム・キーパー」をもっともっとたくさんの人に届けられるチャンスだ!とトンコハウスの誰もがワクワクしていました。

しかし、様々な理由で、そのダムキーパーを含む3本のプロジェクトが立て続けに止まってしまったんです。小さなトンコハウスにとって3本のプロジェクトを失うと言うことは会社の存続問題にすら発展するほど大きな出来事でした。

2018年は、トンコハウスにとって不運な年でした。
そんな中で、これからどうするべきなのか、何を目指すべきなのか。そもそも「なぜ」トンコハウスをはじめたのか。
まだまだ考える道の途中ですが、たくさん話し合いを重ねる中で見えてきたこともあります。

そこには、アニメーションを作る人たちにも、観る人たちにも、そうでない職種の人にも、共通するとても大切な何かがあると思う。

それを僕たちは、公式YouTubeの「Tonkocast」で発信しています。
動画は全て英語ですが、日本の皆さんにもなんとか届けたいと思い、これから少しずつ今回noteで記事にしてみたいと思います。

ぜひ、何か感じとっていただけると嬉しいです。

トンコハウスでは現在、クラウドファンディングを実施中です!今年のゴールデンウィークに新宿にて、「トンコハウス映画祭とスタジオトンコカフェ」を実施するための資金を集めています。みなさまのご支援、お待ちしております!


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