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観命学(と四柱推命)について


観命学とは何か

観命学とは、簡単にいうと、
「命(mission = 使命)」を知るための学び、メソッド
です。

どのように「命」を知るのか

その人の生年月日(と、わかる場合は生まれた時間)により鑑定します。

「人は命(mission = 使命)を与えられてこの世に誕生する」
「生まれたタイミングに、その人の使命が刻まれている」
これが観命学の基本の考え方です。

「命(mission=使命)を知る」ということは、その人の適性、人となり、人生の傾向、周りの人との関係など、その人の諸々を知る、ということに繋がります。

誕生日と時間から命式を出して鑑定する(≒占う)ということ、その源流に陰陽五行思想があること、そして命式表に四つの柱があること。
ここまで読んでピンと来た方もいらっしゃるでしょうか(そもそもタイトルに入っていますしね)。

そうなんです。観命学は四柱推命とよく似ているんです。

観命学と四柱推命の違い

観命学と四柱推命で大きく違うのは、世の中に流通している情報量ではないでしょうか。
四柱推命の情報がインターネット上にもたくさんあるのに対し、観命学の情報は、ほぼ見つからないでしょう(2022年現在)。
その理由は、いつか書けたら書くとして、ここでは観命学について、少しずつ書いていきたいと思っています。

観命学と四柱推命では、同じ生年月日時であっても、導き出されるその人の命式(観命学の考え方で説明すると「命(mission=使命)」を表すもの)と、その解釈が少々異なります。

命式が異なるのは、ざっくりいうと、暦の計算と解釈が異なるから。
ただ四柱推命には多くの流派があり、流派によっても暦の見方が異なったりもする(観命学と四柱推命、それぞれの方法で鑑定した結果が同じ命式になる場合もある)ので、鑑命学を四柱推命の流派の一つ(いとこみたいなもの?)、と捉えてもらってもいい、と思います(これは観命学オフィシャルではなく私の見解)。

そしてもう一つ。
観命学は「命を知る」ためのもの、そして「命とはmission、使命」である、と先ほど述べました。「命」を「宿命」と読み替えていただいてもかまいません。

四柱推命は「命を推しはかる」と書きます。
では四柱推命で推しはかる「命」とは何でしょう?
流派によっても、個人によっても、解釈は異なるかもしれません。
しかし広く流通している解釈では「運命」とされているようです。

つまり四柱推命では「運命・運勢を知る(推定する)」「占う」「未来を知る」ことに重きが置かれていて、観命学では「使命・宿命を知る」「自分らしく今を生きる」ことに重きが置かれている。これが観命学と四柱推命の大きな違いではないでしょうか。

誤解のないように、私のスタンスをお伝えしておきたいのですが、私は四柱推命よりも観命学のほうが良いとか、観命学だけが正しいとか、そういう考えは持っていません。
どちらでも(ほかのものでも)、あなたにとってしっくりくるものであれば、それで良いのです。

私にとっては、観命学の理論で解釈した自分の命式がしっくりくるし、今まで鑑定してきた数百人の方々の命式もしっくりくる。
そして、相談者様がよりその人らしく生きるためのお手伝いを、占いではなく、カウンセリング、コンサルテーションとして提供したい、そのほうが自分の仕事(使命)としてしっくりくる、というだけのことなのです。


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