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関ジャニ∞は止まらない─「関ジャム」と「キミトミタイセカイ」に寄せて─

「関ジャニ∞が好きだ!!!もう叫び出したいぐらい好きだ!!!!」

2月7日放送の関ジャムを観て、心からそう思った。

【関ジャム 完全燃SHOW
"関ジャニ∞ レコーディングの裏側"270日の記録"】
https://tver.jp/episode/82101234

(2月14日22時まで見れます。まだ見てない方はとにかくこちらを見て!)

新曲「キミトミタイセカイ」のレコーディングに密着した回。

一言で言うなら、「想像を絶する」回だった。

ボイトレしてるのは知ってたけど、これほどまでとは……

YouTubeで最初に公開されたこのMV。大倉さんの歌い出し「ねえ まだ」で確信した。これは今までとは違うと。でも、だんだんわからなくなった。この高音は誰?このハモは誰?

そして後日公開されたこれで、私は腰を抜かすほど驚きました。

大倉さんがフェイクを歌っている。しかもめちゃめちゃ高い声で。今まではすばるくんが主に歌っていたそれを、下ハモの多かった大倉さんが歌っている。あまりに下ハモが多いから、メロディラインは高くて歌えないって言ってた大倉さんが。カラオケで自分たちの曲を入れられても一緒に行った人にメロディラインを歌ってもらって自分がハモっていた大倉さんが。

ボイトレの成果すごいな〜早くフルで聴きたいなあ〜なんて呑気なことを思っている場合ではなくなった。

そして、覚悟して拝見した関ジャム。

観ながら、ずっと泣き通しだった。

2020年はコロナの影響で何もかもがストップせざるを得ない状況になったけれど、そんな中でも関ジャニ∞は動き続けてくれていた。eighterを楽しませてくれていた。ファンクラブ会員向けの関ジャニ∞TV、YouTubeのSmile Up! Project、LINEスタンプ、そしてRe:LIVE。それら全てとボイトレを両立させていたということ?

レギュラー番組でくだらないことでもゲラゲラ笑いながら、その裏では声を枯らすほどのトレーニングをしていたの?
そんな疲れを微塵も見せずに、2020年ずっと動き続けてくれていたの?
そう思うと、彼らの情熱に、プロ根性に、打ちひしがれてしまった。
スタジオでゴスペラーズの北山さんに褒められても、ちゃんと受け止めながらも何でもないことのような、当然のことのような表情をしていたのがさらに泣けた。内心では喜んでたんだろうけど笑

関ジャニ∞は、苦しいとわかっていても自ら困難な道を選ぶ人たちだ。
だから私は彼らが好きなんだ。

それで、ふとこんなことを思った。

2017年の新年会とは、2017年1月25日発売のシングル「なぐりがきBEAT」の特典映像である7人だけの新年会を記録したもの。その中ですばるくんが最後にメンバー全員に対して言った言葉がある。

僕はですね、まぁここまで13年ぐらいですか。まぁずっとみんなで頑張ってきてですね、え~毎年ツアーもやらしてもらえてるし、え~番組もみんなで何個かやらしてもらえたり。で、個人個人で仕事もさしてもらったりですごく恵まれたありがたい環境にいさしてもらえてると本当に思うんですけど。ただ、悔しいですよねまだまだ僕らは。ほんとに。何も満足してないですし、上には上が果てしなくいるし。だからもっともっと常に、漠然と上にいきたいっていうのは何していいかわからないけど、でも、えっと、今のままでは絶対ダメやと思うから。何か、変えようってせな変わらへんから。それは、もう究極はひとりひとりの人間性の部分やと思うんすよ。だからそれぞれが自分の中で革命を起こしていかないと。それぞれが一個変わろうと踏み出していけば全員が歩み寄れば、もっともっとなんか、見えてくるものはあると思うし。

すばるくんの言っていたことが、具体的に歌についてだったとか、そんなのはわからない。ただの妄想だけれど。でも、もしボイトレにもっと早く取り組んでいたら何か変わっていたのかな、と思わずにいられない。

今回のボイトレは、「キミトミタイセカイ」は、関ジャニ∞にとって紛れもなく「革命」だったと思う。
だから今、この状況をすばるくんがどう思っているのかとても知りたい。大倉さんが高音を担当し、村上くんが歌手としての自分を見つけ、横山さんがスタート地点に立った現状をどう見ているのか。いつかこうなると思ってたのか、予想外のことなのか。
叶わないのは充分わかってるけど。

なんてことをぐるぐる考えていたら胸が苦しくなって、寂しくなって、5人に会いたくなって、関ジャムを観たり特典映像を観たりを繰り返している。

そう、特典映像といえば、初回限定盤Aはメンバーそれぞれのソロアングルとボーカルドキュメントが収録されている。関ジャムと相互補完し合っているようでこちらも見応えあり。これを書くために見返したら、12分くらいのところで安倉先生が、高音が安定して出せるようになった横山さんに対して「革命だよ」とおっしゃっていてドキッとした。
初回限定盤Bはバレンタインが近いということで、メンバーがファンのためにケーキを作ってくれるというもの。シリアスなボーカルドキュメントとは一転、よく喋りよく笑ういつもの関ジャニ∞が見れます。この振り幅こそ彼らの愛すべきところ。

いまだに7人の亡霊をやっている私ですが、今の5人が更新し続ける関ジャニ∞をこれからも定点観測していきたい。5人が守ってくれている関ジャニ∞を愛していきたい。こんなに頑張っている彼らを見ていると、いつまでも「7人がよかった」なんて言っていられないし。

きっと今年も関ジャニ∞は止まらない。

さて、また関ジャム観てこよう。

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