見出し画像

Day255: 「出産」が見えてきたけど、心が追いつかない

ついに36週を迎えた今週。
通っている病院で出産ができる週数になったので、検査内容が多い日にも関わらず、なんだか足取りも軽い!


まずは安定のエコーから

今日も頭を下にして、確実に心音を刻んでくれていました。
残念ながら顔が見えない角度だったものの、2,500gまで成長しておりました。
羊水の量も正常です、とのことでまずは一安心なのでした。
(いつもこの時点ででは、一安心なんだけどね…)

医師による内診

いつもコレが一番ドキドキするわけですが、本日の子宮頸管の長さは19.5mm
前回(2週間前)が22mm。
ほぼ同じ長さって素晴らしい!と自分で自分を褒めてあげたい、本当に!涙
【切迫早産】で自宅安静を言い渡されてから約50日。
管理入院こそしなかったものの、本当に不安でたまらない、そんな日々でした(まだ出産してないけども。)

すると、担当医から

開き過ぎているわけではないけど、平均的な36週目の人よりは開いているわけで、出産は来週になりそうかなぁ

「予定通り、来週の検診は来てもらって、その時に来週中に産むか、それ以降にするか、決めましょう

安静からの、いきなり【出産】の話題。
なんかあっけない…この緊張感のなさは大丈夫なんだろうか…自分?!

無痛分娩を予定しています

ここまで、この話題に触れたことありませんでしたが、【痛み】【出産】に対して猛烈な恐怖心がある私。
妊娠がわかった瞬間から、無痛分娩以外の選択肢はありませんでした。
コストはもちろん、他にも様々なリスクがあることも理解していますが、それを踏まえてなお、これ以外の方法で産むことが考えられない(無痛であれば辛うじて産めるかもしれない…と思えた)状態です。

知り合いの産婦人科医の方に
母子ともに健康であれば、無痛分娩はおすすめしない
と、言われたり、職場の先輩に
出産は可能な限り自然がいい。陣痛促進剤とか、使わない方針の産院を選ぶべき
と、言われたりもしたんですが、それよりも痛みに対する恐怖が勝る

【出産】はこれまで人類が行なってきた行為で、それを乗り越えられるように人体ができているのは百も承知です。
ただ、医療は目覚ましく発展し、より痛みや後遺症を減らすようになっている中で、【出産】だってもっと多様に発展したっていいと思う!
オープンに語られていいと思う!
母体に負担がかからないように、ということを優先していったって、いいじゃないか!!!

そして何より、【出産】するのは私自身。
私の身体と心のことなんだから、私が納得して決めればいいんだよね。
少なくとも、選択は自由であるべきで、それによって個人の価値観を判断するようなことはやめて欲しいですよね。
世代が上の方や、経産婦さんの方がご自身の経験を【正しい】と信じ、良かれと思って色々おっしゃられる方が多く…何度か閉口しました。笑
いくら親しくても周囲の人間がとやかく言うことじゃない、と思うのでした。
今後、自分自身も気をつけなきゃな…

出産の日程の決め方

医師による内診の後は、助産師さんとの面談。
出産のスケジュールをどうやって決めるのか、質問をすると

経過と分娩台の空き状況を見て決めます

と、助産師さん。
なんか、とってもシステマチック!
妊娠って10ヶ月という長丁場の出来事なのに、いざ【出産】となると、非常にショートスパンで物事を決めることになる、稀有な出来事ですよね。

「来週の定期検診で、先生に経過を確認してもらって、来週中に産むことになれば、●曜日か●曜日、その翌週の●曜日の分娩予約の状況を見て、入院日(=出産日)を決めます。」

「でも、それまでに破水や陣痛きちゃう場合もあるので、ちょっとでもいつもと違う、と思ったら電話ください。」

そう、(計画)無痛分娩ですら

予定はするけど、予定通りにいかないこともよくある

わけで、「別にそれも珍しいことではありません〜」ってスタンスの助産師さん達。
たくましい!感謝しかない!!もう、尊敬!!!

そんなことを思いながらも、自分の心の準備が全くできていないことにも気がついてしまいました。
もういつ産まれてもおかしくないんだ…
本当に産まれてくるんだ、今までとは違う生活が始まるんだ…
あれ、私、本当に大丈夫かな?

入院準備を完了させる

と、いうことで、今までふんわりとしかしていなかった入院準備を帰宅してすぐに完了させました。(←ホント、自分の単純さに呆れます)

(↓呑気にパジャマを選んでいたときのnoteはこちら↓)

病院の入院案内のリストに掲載されているものに加え、「出産入院時にあったらよかったもの」と検索して、少々アイテムを追加。
iPhoneでチェックリスト化し、カバンが複数になるので、どのカバンに何をいくつ入れたのかを記しておきました。
どこに、何を、いくつ入れたっけ?
って、忘れがちだし、やっぱり書いておけば安心。

リストはこんな感じで思いつくままに書きました

新生児との生活が未知すぎる

入院準備が完了すると、今度は新生児との生活をシミュレーションをせねば…と焦りはじめました。
2冊ほど本を読んではみたものの、やはりそれだけでは落ち着かない…

ここにきて、本当に新生児が私の人生に入り込んでくるのだと突きつけられ、私、全く心の準備ができていない!と気がついたのでした。

この思いを夫に話すと、
心の準備なんてできないよ。だって、まだ産まれてないんだもん。だから、産まれてから1つずつ対処すれば大丈夫。
と、諭されました。

切迫早産って言われてから、安静にしなきゃいけなくて、自由に行動できなくて、本当に辛かったと思う。赤ちゃんが産まれてくる、ってことよりも早く自由に動き回れるようになりたい!っておもってるのもよくわかるし。

夫が私の思考回路を私より理解していることに驚愕しつつ、言語化され妙に納得したのでした。
そう、この50日の安静生活で恐ろしく体力は低下しているけれど、出産して動けるようになれば、未知の生活であろうと、乗り切っていける気がする。
そして何より、乗り切っていかねばならない…んですね。笑

あと●日、とは言えないけれど、出産へのカウントダウンが始まりました。
来週には、出産スケジュールが決まることを願いつつ、それまで何もなく過ごせることを祈るばかりなのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?