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ヨロイなんか脱いで生きていこう

先日、ある私以外全員女性というZOOM会議で「もういい歳なんで、ヨロイを脱ごうかと思う。」と切り出して、私のヨロイの歴史をちょっと語ったら、思いがけず共感されて、その共感っぷりに驚きました。

私は今年58歳のおじさんです。一昨年サラリーマンを中退して昨年起業してそこそこやってきたんですけど、今年の3月以降コロナのおかげでビジネスにかなりダメージを受けつつも、なんとかやっています。

さて、ヨロイの話に戻りますと。。。

自己肯定感が低いせいか、振り返ってみると「ああ、すりゃよかった」ではなく「あんなこと、するんじゃなかった」というネガティブな後悔がとても多い。そしてその時自分はヨロイを着ていたということに気づくわけです。

ヨロイを着て完全武装していいことはなかった。もうそろそろヨロイなんか脱いでしまおう。そのきっかけになればと思い、できるだけヨロイを脱いだ状態で、この記事を書いています。

最初に宣言しておきたいのですが、このヨロイ話は、グチや救いようのない話として展開するつもりはなく、むしろ読んだ人が前向きな気持ちになるように展開するつもりです。

ヨロイとは?

薄々お分かりかと思いますが、ヨロイとは「自分を守るために身にまとっている防護服」です。

組織で仕事をしていると、いろいろなところからいろいろな力が加わります。それから身を護るためにまとっているのがそのヨロイなんですけど、サラリーマンやめて、色々と振り返ってみると、

私のヨロイって年々分厚くなっていったかな?
護るものが多いと、肌の露出部分が少なくなりヨロイも厚くなったかな?
そもそもヨロイなんか着たから、相手もヨロイを着たんじゃないか?
つまりヨロイなんか着なければ着ないで良かったんじゃないか?

なんてことにようやく思いがいたってきました。

起業して、組織というものを離れてから、ヨロイを着なくてもいいようになりましたが、それでも長年着たヨロイですから時々着ることがあります。

誰のために書いているか?

まず自分のために

物心ついた時からずっとヨロイを着て生きていた私。それは長男一人っ子として生きていくために、自分を護るために必要だったとしても、もうそろそろヨロイなしで生きていけるんじゃないか?その方が楽なんじゃないか?長年お世話になった数々のヨロイに想いを馳せながら書いてみようと思います。

セカンドステージを前に迷う50代シニアのために

いやー、これは究極のお節介です。いらねーよって言われることは覚悟の上です。でも、もしかしたら分厚いヨロイに身動きが取れなくなっているシニアがいるかもしれません。

実は私はキャリアコンサルタントなんです。シニアをサポートするキャリコンです。シニア向け研修をやると、分厚いヨロイに身を固め、腕組みをしてムスッとして、「なんで、俺様がここに呼ばれたんだ。」って表情の皆様によくお会いします。いえいえ、わかります。私も経験があるのですから。

でも、そんな御同輩に私のこのnoteが何かしらヒントになればと思って書いています。

そして、ここまで読んでくれたあなたのために

58歳のおじさんがウジウジと書いた文章なんて普通最初の3行でやめてしまうと思うんですが、それをここまで読んでくださったことに感謝しつつ、やはりヨロイということに問題意識をお持ちなのかと思います。今後、どう展開するか分かりませんが、ご自身がきているヨロイに問題意識をお持ちであれば、私のこのnoteを読んでもっと気持ちを楽に、ヨロイなんか着ずに生きていく気持ちを持っていただければ嬉しいです。

次回は、私が守りたかったものについて書こうと思います。

これこそが、私がヨロイを着て生きていくことを決定付けたものであり、これを手放さなければ私は永遠にヨロイから解放されないからです。他人から見たらきっと大したことはないんでしょう。でも私には大きな問題だったのです。これを書くのは勇気が入りますが、正直な自分にならないと死ぬとき大きく後悔しそうに思うので、書いてみようと思います。死ぬときくらいヨロイは脱いで死にたいですから、というより、もう今後はヨロイなしで生きていきたいから。

そしてその後書きたいものをランダムに

ヨロイ着ないで生きている人たちに会ったときの衝撃と憧れ
私のヨロイギャラリー
ヨロイを着ないメリット
どう脱ぐのか?

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