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パス練習基礎編②

こんにちは、tonbiです。
今回は前回の続きで、基礎的なパスの練習メニューを紹介します。前回はオーソドックスな練習方法ばかりでしたが、今回は少し変わり種をご紹介したいと思います。

チェスト・バウンドパス

二人一組でお互いにボールを持って向かい合って立ち、片方はノーバウンドのチェストパス、もう片方はバウンドパスを同時に出します。ボールを出しながら次の動きができる姿勢を作ったり、パスを出しながら他のものを見る能力やキャッチング技術を磨くことができます。

リアクションパス

3人一組になり、各組でリーダーを一人決めて全員ボールを持ちます。リーダーは、自分の好きな方にパスを出し、それを見てパスを出された人はパスを出されてない人にパス、パスを出されていない人はパスを出した人にパスをします。
30秒1セットくらいで、リーダーを全員回し、パスの種類もチェストパスやワンハンドパスなど色々な種類でやると良いでしょう。
味方の動きを見て自分の動き方を考える良い練習になります。

ボールコールパス

ボール一つで二人一組になり、ボールを持っていない人はボールマンに背を向けて立ちます。ボールマンは、後ろ向きのパートナーに「ボール!」と声をかけながらパスを出します。ボールを持っていない人は、ボールマンの声に反応して振り向き、ボールをキャッチします。
キャッチング技術の向上と、常に声を出してコミュニケーションを取る練習になります。

マシンガンパス

4人1組くらいになり、1人以外全員ボールを持ち、ボールを持っていない人を中心に扇形を作ります。ボールを持った3人は、ボールを持ってない人に向かって順番に次々パスを出し、ボールを持っていない人はパスされたボールを素早くパスを出した人に返します。パスを出す人は、前の人がパスを返される前に次のパスを出すようにして、パスへの反応速度を高めるようにします。

バスケテニス

2人一組ボール1つで行う練習で、カラーコーンを4つ用意し、床のラインを利用してラインが真中に来るようにカラーコーンで長方形を作り、その長方形の短編に向かい合って立ちます。
ボールを持っている人は、ラインより相手側の長方形の中にバウンドパスを出し、もう片方の人がそれをキャッチする練習です。
パスは普通とは逆で、できるだけ相手に取られないような場所に出し、パスされた方はどんなパスでもキャッチできるように反応して取りに行きます。
リードパスに反応してキャッチする能力を磨くことができる練習メニューです。

スリーボールドリブルパス

2人一組ボール3つで行う練習で、一人がツーボールドリブル、もう一人はどちらか一方の手でドリブルをした状態で向かい合い、ツーボールドリブルをしている人が、どちらかのボールを相手の空いてる方の手をめがけてバウンドパスをします。ボールを受けた人はそのままツーボールドリブルをして、好きな方のボールを相手の空いている方の手にバウンドパスをします。
これを繰り返し行うことで、ドリブルした状態から直接片手でパスをしたり、片手でキャッチしてコントロールする技術を磨くことができます。
ツーボールドリブルは、同時ドリブルと交互ドリブルを両方やると良いでしょう。必然的に顔を上げなければできない練習メニューですので、ドリブルのスキルアップにもなる練習です。慣れないうちはボール2個でやっても良いでしょう。

タイミングパス

3人一組ボール一つで行う練習です。3人が間隔をあけて一直線に並び、真中の人はボールを持っている人の方を向いてその場で足をグー・パー・グーパーとジャンプします。ボールを持っている人は、真中の人がパーの足になった時の両足の間を通せるようにバウンドパスを出します。パスが通ったら真中の人はパスを受けた人の方を振り向いて、同じようにグーパージャンプをして、パスを受けた人も同様に足の間を通すパスを返し、これを繰り返す練習です。
ディフェンスの動きを見ながら良いタイミングでパスを出せるようになるための練習で、真中の人も連続で高く飛ぶことで足腰の強化を図ることができます。


以上、今回は少し変わり種のパス練習の紹介でした。面白いなと思った練習がありましたら、ぜひ試してみてください。それでは、次回の更新をまたお楽しみに!


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