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マフィン三兄弟

地域の居場所になるようなカフェ開業を目指す主婦のなんでも日記帳です。

今回は、レシピづくりへの道のりです。
お菓子練習日記も兼ねて、すすめていきます。

- 16歩目 ミルクマフィン -

こちらの とある思い付きをきっかけに、

9月にあるライブでお菓子をふるまうため、自分オリジナルのレシピを作っていくことにした私。


といっても、たちまちは
顔の知れた皆に食べてもらえるということで、
大学の友人たちをイメージしたお菓子を何種類か用意することにしました。

試作第一弾、
イメージする友だちは ゆるふわ、和やかな女の子。

牛乳をたっぷりつかった、
ミルクマフィンが浮かびました。
口当たりもふわふわにしたい。

他のお菓子で 9月が旬のきいちごのジャムを使うことにしたので、
きいちごミルクのマフィンにします。
きいちごミルク って、めちゃくちゃ可愛くないですか。
友だちのイメージぴったり。

さて、まずはベースとなるミルクマフィンの試作。
材料の異なるみっつのマフィンを焼きました。

断面はこんなかんじ。

左から、
バターを使ったマフィン、こめ油、こめ油で粉の一部にアーモンドプードルをいれたもの。

バターのマフィンは、やっぱりいちばん香り高い。
断面でもわかるように、いちばんきめも細かい。ほろっとしてる。
けれど、油を使ったお菓子の食べやすさに慣れてる私には、やっぱりちょっと重たくて…。

油脂については、バターよりも、油を使ったお菓子の方が、できあがりがしっとりするそう。

なので、バターのお菓子を、時間が経ってもしっとりさせるためには、それだけぶん"親水性"のあるお砂糖も必要になる。
お砂糖たっぷりなのも、食べたときの"重さ"に繋がってるのでは;

・砂糖の効果
「水と結びつきやすい」
砂糖は水となじみやすい「親水性」という性質がある。親水性には、水分を奪う「脱水性」、水分を吸着する」吸湿性」、さらに吸着した水分を保持する「保水性」がある。
生地に砂糖を混ぜると、生地中の水分と結びつき焼いても水分を生地中に保つため、しっとりした食感になる。

川上文代『ひと目でわかる お菓子の教科書 きほん編』より

やっぱり、私はお砂糖の量も少なめで済む、
油のお菓子でいこう!と思いました。

そして、初心にもどって油を使って焼いてみる。

バターの香り高さこそないものの、
サクッとまではいかないけど、香ばしく それでいてしゅわっと感のあるマフィンに。
これこれ、これが私が美味しいと感じるマフィン。

さて。
今回は、人にふるまう ということで、
いつもと違って 前日に焼き上げたものを包装して、みんなに渡さなきゃならない。
より、しっとりさが必要になる?と思い、薄力粉の一部をアーモンドプードルにしたのが一番右のマフィン。

アーモンドプードルの効果
・アーモンドの風味とコクが出る
・アーモンドの油分でしっとりに
・グルテンがないのでサクサクとした食感になる

株式会社プロフーズ Webサイトより

ジャムを加える予定だからさらにしっとりさが増すだろうし、サクサク感でるならちょうどいいじゃん!と、
アーモンドプードル入れることに決定!
友だちのイメージでもあるしっとりふんわりを、ジャムをいれながら調節しなきゃ。

小麦粉の割合が少ないぶん、真ん中のマフィンより見た目の膨らみは弱いけど…
これはそもそも真ん中のマフィンは、またもや型に生地を入れすぎてるっていうのがあるので ;

可愛らしいミルクマフィン、
しっとりだけど香ばしい、どこか懐かしい田舎のおやつ

だんだんイメージが固まってきました☺️

そして今日、その配合の生地に
ジャムを入れて焼いてみました。

ほどよい田舎感。

友だちは都会の子なので田舎感は完全に私の色だけど、
私がつくるおやつということで良いかな、と。

試しにプレーンのときのままの配合でジャムを足してみたところ、
やっぱり膨らまず。表面サクサクで、自分で食べるぶんにはこれでいいかなと思うけど。
人に食べてもらうときには、
もうちょっと心躍る見た目を目指したいなと思い。
次は薄力粉の配合の調整にチャレンジしてみようと思います。

また、ジャムマフィンを色々探っていたところ、
生地を流し込んだ後にジャムをトッピングして
見た目に鮮やかさを出すという可愛らしい技もあるようで。
次はぜひそれをしてみようー!

ワクワクします!


ちいさいかな、とも思ったけれど。
ライブの傍らなので ご飯にさしつかえない、
パクッと食べれるこのサイズもいい??


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